こんにちは、junjunです。
いよいよ師走!12月に入りました。
今年は24日が2学期終業式です。
つまりあと17日しかありません!!!!!
学期末!12月に入ったのに、まだまだやることテンコ盛り!どうしたら余裕をもって終わることができるのかなぁ・・・。
結論
やらないことを決めましょう。
目次
●終わらない原因が何かを分析しよう
●真逆を想像しよう
●やらないことを決めよう(やりたいことを手放そう)
終わらない原因が何かを分析しよう
✅隣の同僚は何してる?
あなたが、
「終わらないよ!」と焦っている側で、
「あと残りのテストは数枚だよ」と余裕で言っている隣のクラスの同僚がいるとします。
いったい2人の何が違うんでしょう?
若い頃の私は、次のように思っていました。
余裕な人はきっと、わからない子、授業についてこれない子を
そのままにしているんだ。
余裕な人はきっと、学習内容を端折っているか、
詰め込んでいるかのどちらかだ。
これ・・・半分ホントで半分は思い込み。
子どもたちの側から考えてみましょう。
学期末に至るまで、いくら楽しく、わかりやすい授業を受けたからといって、
残り数ヶ月で適当なことをやられるより、
スタートから要点を絞って授業をされる方が幸せ。
しかも、授業が終わらないからと言って、
やり残した大量の問題やプリントを宿題に出されるなんて、
いい迷惑です。
✅なぜ余裕がないのか?
次の問いを自分に投げかけてみましょう。
①計画はたてた?守れていた?
②計画が崩れた原因は何?
③外部要因と内部要因を明かにしよう。
具体例で説明しますね。
昔のjunjunの場合です。
①計画はたてた?守れていた?
計画はもちろんたてた。
守れていたかどうかは、教科によってバラツキがある。
算数以外は守れている。
②計画が崩れた原因は何?
崩れた原因は?
行事に向けての練習時間と他教科の時間数オーバーの
調整で、そこにしわ寄せがいった。
また、予想以上に学習内容の定着に時間がかかり、
必要時間数がオーバーした。
③外部要因と内部要因を明かにしよう。
外部要因については、
やはり行事に要する時間数と、他教科に必要な時間数が増えたこと。
内部要因は自分のこだわり。
事前に、ある学習内容につまずくことが予想されていたので、
導入に凝ってしまったり、練習問題の解説や、子どもたちの発表に要する時間をとってしまっていた。
このように、自分が作った原因を客観的に見える化します。
真逆を想像しよう
✅原因はワタシだ!!😅
目の前のできごとは、ともすると他者に原因を求めてしまうことがあります。
上記の例でいうと、
●行事があるから時間がないんだ。
●そもそも教える内容が多すぎるんだ。
●子どもたちが理解しないからだ。
●前年度までの教え方に問題があるから、子どもたちの理解が定着されていないんだ。
まあ、これも・・・半分ホントで、半分思い込み。
なので、ここに囚われていても一歩も前に進みません。
結局、自分を変えるしかないのです。
✅内部要因にフォーカス
では、内部要因、つまり自分のこだわりを、
思いっきり真逆にふってみましょう。
●わからない子を放っておけない。→わからない子がいてもそのままGO!!
●楽しく進めたいから内容や方法を工夫。→楽しさは追求しない。淡々と進めるGO!!
●子どもたちが満足できるように時間を確保。→時間で切るGO!!
これができたら苦労はしませんね。
こうして、自分のやり方と真逆のやり方を見える化することで、
その間の方法を探れば、今よりも時間に余裕が生まれるはずだ、
ということがわかってきます。
やらないことを決めよう(やりたいことを手放そう)
✅やりたいことをやるために
12月に入り、やることテンコ盛りの状態から、
応急処置的にこの方法をやってみるのもいいのですが、
できれば学期を見通して、年間をおおよそ見通して、
この方法を取り入れることをオススメします。
誤解のないように言いますが、
私は全てにおいて時間を意識し、教師と子どもたちのやりたいコトを
端折れと言っているのではありません。
やりたいことを叶えるためにも、緩急が必要だとお伝えしたいのです。
✅やらないことは?
一人一人、そのクラスによって、やらないことは変わるでしょう。
ちなみに、私がここ数年心がけている「やらないこと」を
ご紹介します。
●なんでもかんでも考えさせない。
●先生一人が教えない。
●焦らない。
解説しますね。
●なんでもかんでも考えさせない。
経験が少ない時、国語の指導書に書かれていることを
そのままやろうとしていたことがありました。(ギョヘ!!)
「これも大切!」
「あれも発問しなきゃ!」
あれもこれも発問し、子どもたちに考えさせようとします。
どれが肝なのかがわからない状態です。
道徳授業でも同様です。
~話し合いの柱を3つたてる~
という不思議な暗黙のルールのようなものがはびこっていますが、
これだって、そこそこで子どもたちの意見を区切っていかないと、45分じゃおさまりません。
ゴールさえ見失わなければ、そこに行き着く方法はいくらでもある。
正解はない!!
何を教え、何を活動させ、何を考えさせるのかを見極めることが大切です。
そして忘れてはならないのは、子どもたちの生活経験です。
「紙をのりで貼り付ける」という単純な作業でも、明かにかかる時間に変動があります。
以前と同様のことをやろうとすると、とてつもなく時間がかかってしまう、
ということにもなります。
何を端折り、何を便利ツールで効率化を図るのかを見極めたいものです。
●先生一人が教えない。
大人が複数いることも大切です。
でも私は、
「子ども同士が互いの学びのリソースである」
と思っています。
私がわからないことに出会った時何をするか?
とりあえずググります😁
子どもたちもそうするでしょう。
教室では、目の前に人しかいないので、
わからないことを解決する手段として、
「人に聞く」
というスキルを身につけて欲しいと願っています。
先生1人が汗💦をかいていてはいけません。
本来汗をかくのは、子どもたちなのですから。
●焦らない。
昔、先輩の先生に言われたことがあります。
「ねぇjunjun!子どもたちにとって、目の前にいる先生が毎日笑顔で
いてくれることが、一番安心していられるんだよ。」
20年以上前の出来事ですが、私にとって忘れられない言葉です。
どんなに授業が上手くても、教師がムスッとしていたら、
子どもたちにとっては針のむしろです。
たとえ授業が拙くても、とりあえず口角だけは上げておこう、
と日々、自分に言い聞かせていました。
ただでさえ、やらなきゃいけないことばかりの学校です。
焦るなと言っても難しいところがあります。
でも、そこを何とか踏ん張って、
子どもたちの前では笑顔でのんびりと振る舞いたいものです。
2学期のゴールは目の前。
笑顔でゴールテープを切りましょう。
上手くいかない体験が、明日の教師のエネルギーです。まずは6割目指して!Let’s Have Fun!!