【ミニマリスト×小学校教師×仕事術】なぜ、あの子は嘘をついてしまうのか?【褒めるに価値あり】

こんにちは、【ミニマリスト×小学校教師】のjunjunです。

経験が浅い頃は、トラブルがあると授業をつぶして対応してしまうことが多かったです😂

どうしてそんなに時間がかかってしまうかというと・・・

 

子どもの忘れ物や友達とのトラブルがあった時、
アレ?何だかつじつまが合わないなぁ・・・
こんな小さなことで嘘なんかつかなくっていいのに・・・
はじめから嘘なんかつかないで、正直に言ってくれればいいのに・・・
私がいけないのかな・・・。

 

つまり、本当のことが明らかになるまでに、時間がかかってしまったからです。


結論

人間は嘘をつく生き物。

 

まして子どもなら・・・嘘をつく。

 

そう腹をくくって対応。

私も子どもの頃、しょうもない😅ウソをついていました。

因果応報ですね💦

目次

●子どもはなぜ嘘をつくのか?

 

●子どもが「正直に言えて良かった」と思えるミニマムな方法

 ①事前のルールを明らかに

 ②基本スタンスは3つ

 ③事後が肝

 

 

 

 

 

 

 

子どもはなぜ嘘をつくのか?

ダントツの理由は、「叱られたくないから」。

 

あとはその子の置かれた環境によって、嘘をつくことが常習化し、

反射的に口に出てしまう、といったこともあります。

 

一方、嘘をつくことは、「いけないこと」の代表ですが、

人間の発達を考えると、ある意味「成長の証」でもあります。

「話の流れを読み、自分の都合のいいように、つじつまを合わせる。」

つまり、知能が発達していなければ、できることではありません。

 

とはいえ、犯罪心理学の記事などを読むと、

やはり犯罪者の大半が、嘘に嘘を重ねる傾向があると書かれています。

これから明るい未来が待っている子どもたちに、

そんな思いはさせたくない・・・

 

子どもは、叱られたくないために、嘘をつくものです。

わかってはいるけれど、常習にはさせたくない。

全てをがんじがらめにして、明らかになるまで追求するのはどうかと思うけど、

じゃあいったい、どうしたらいいのでしょうか?

子どもの嘘にまつわることに、大人はどう付き合ったらいいのでしょうか。

 

 

 

●子どもが「正直に言えて良かった」と思える【ミニマムな3つの方法】

結局はイソップ童話の「北風と太陽」の物語に着地します

嘘はダメ」と言い続けることを、「北風」にたとえましょう。

そんなことは・・・子どもも知ってます。

でも、叱られたくないために、つい嘘をついてしまう。

反対に、正直に言えて良かった」を、「太陽」にたとえてみます

嘘をついた時の自分の気持ちと、

正直に話した時の自分の気持ちを比べて、

ああ、やっぱり正直に話した方が良かった」

と体感する方が、次につながることは間違いありません。

だって、必ずまた「嘘をつきたくなる」場面は訪れるのですから。

できるだけ、「正直に言えて良かった」を引き出せるように、

【ミニマムな3つの方法】をご紹介します。

 

【ミニマムな方法①】事前のルールを明らかに

私は新年度スタート2日目に、このルールを伝えています。

私はみんなに、毎日を楽しく過ごして欲しいと思っています。

だから、忘れ物や宿題忘れ、友達とのトラブルで、

「叱られたくないから、ごまかしてしまおう」という気持ちになった時に、

次のことを思い出して欲しいのです。

毎日を楽しく、幸せな気持ちで過ごすために、

正直に本当のことが話せたら、どんな悪さをしても私は叱りません。

でも、反対に嘘をつき、その嘘がバレた時は叱らなくてはいけません。

私は、みんなが幸せになって欲しい。

嘘をつくことは、あなたや友だちを不幸にする。

私はみんなを不幸にしたくないから叱るのです。

と、こんな話を真剣に伝えます。

 

この宣言はとても重要で、新しい担任がどんな先生なのかを伝える、

とても大切な時間だと思っています。

ワルさをしても、正直に話せば叱られない」

嘘をついてバレたら、メチャクチャ叱られる」

という、安心感と緊張感を両方共に感じることができます。

【ミニマムな方法②】基本スタンスは3つ

上記の①の宣言で、学級内の雰囲気はおおよそできあがります。

それでも、一人一人の子どもたちは、抱えている環境が違うので、

当然、嘘をついてしまう場面が訪れます。

そこで、そんな時のミニマムな基本スタンスを、予め整理しておくと、指導に一貫性が保たれます。

 

●現場を見たら指導GO!

教師の見ていない場面でのトラブルは、子どもの話のつじつまを合わせる作業があります。

一方、教師がその現場を目にしているなら、事実は明らかなので、

「どうしてそんなことをしたの?」

と、聞いてあげれば大丈夫です。

つまり、その子の素の状態を見ていない限り、

「あれは嘘だったね」とは言えないのです。

●子どもの中に答えあり

低、中学年の子どもたちによくあるトラブルは、「ぶたれた」「けられた」が定番です。

ではここで、かなり割愛再現VTR😁

A君:センセ~、B君がボクをぶちました。

先生:へぇ~そうなんだ。どうしてぶたれたの?

A君:わかりません。

(割愛😁)

先生:B君、A君がB君にぶたれたって言っているけど、そうなの?

B君:ぶってません。

※両者の言っていることが食い違うパターン 発生!

この後、状況によって対応は変わりますが、

ほぼ次のことを子どもたちに投げかけます。

*その時と同じように動いてみてくれる?

*A君に、「B君はわざとぶったの?B君の目を見ながらぶったの?」と確認する。

*B君に、「わざとぶってなくても、偶然ぶつかってないかな?」

以上の問いかけをすることで、実は、偶然ぶつかってしまっただけのことを、「ぶたれた」と訴えていたことがわかります。

この明らかになったことが、事実かどうかは、

この後、継続してA君、B君を見守っていくことでわかります。

いつも通り遊んでいるようなら、本当に偶然だったのでしょう。

同じことが続くようであれば、実は故意だったのかもしれません。

どちらにしても、見届けが大切です。

私は経験が浅い頃、「私が解決しなければ!」と

焦る気持ちが強く、子どもの気持ちを和ませることに気が回りませんでした。

問い詰めれば問い詰めるほど、両者は硬直し、互いに意見が対立するばかりでした。

その間で私が翻弄され、授業を使ってもしっくりいかない着地のさせ方ばかりでした。

未熟な者同士の子どもが引き起こすトラブルです。

どこかしらに見落としがあって、それが誤解を生み、トラブルになるのです。

 

だったらその多様な見方を、大人が教えてあげればいいのです。

その場を見ていない教師が全てを解決するなんてムリ!!

答えは子どもがもっている。

その場にいたのは、子どもたちなのです。

●時にはスルーもあり

最後の基本スタンスです。

「スルー」です。

えっ!だって嘘はダメでしょう!!やっぱりダメなものはダメって教えなきゃ!

 

確かにその通りです。

でも、子どもの全ての嘘を暴いて、どうなるんでしょうか?

 

私が「スルー」をする条件は次の通り。

*その子の中で完結すること。たとえば・・・

Cさん:センセ~、宿題忘れました。  

先 生:そうなんだ。どうしたの?

Cさん:習い事から帰る時間が遅くって、寝る時間になっちゃったからです。

                (実はウソ。ほんとは、面倒だったから)

先 生:そうなんだ。そりゃあ、大変だったね・・・。それで、昨日の宿題はどうするの?

 

Cさん:明日までにやってきます。 

先 生:OK!明日待ってるね。

 

つまり、嘘をついてもどちらにしてもやらざるを得ないことなので、今回の嘘はスルーする、というワケです。

 

この子の場合も上記の例と同様、今後の見届けが必要なのは言うまでもありません。

【ミニマムな方法③】事後が肝

嘘をついてごまかしたい気持ちをグッと堪えて、勇気を出して自分の非を正直に話すことができた子には、

必ず「正直に言って良かった!」と体験させたいものです。

 

私は、学年や発達段階によって、全体の前で賞賛したり、そっと声をかけたりすることもあります。

私の嬉しかった気持ちや「よく言えたね!」という褒め言葉を、手紙で伝えたこともありました。

それは、人の正直さが「相手からの信頼を得られる唯一の方法」だと、伝えたいからです。

そして、正直に言えた自分を、自ら誇りに思える気持ちをもって欲しいと願っています。

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

子どもが嘘をつく背景は、個人差があります。

つかなきゃ生きていけない状況もあります。

 

そんな子には、せめて学校ではもっと肩の力を抜いて生活できるように、

繰り返し繰り返し、その子の気持ちに届くかどうかわからない支援をし続けるしかありません。

 

そして、最も大切だと思うことは、やはり大人が背中で見せることです。

会議が長引き時間に遅れたら、

「遅くなってごめんなさい!」と教室の扉を開けながら謝る。

前日に伝えた連絡に誤りがあったなら、翌日にそのミスを伝え謝る。

オトナも子どもも関係ない。

人間と人間。対等です。

 

上手くいかない体験が、明日の教師のエネルギーです。
まずは6割目指して!
Let’s Have Fun!!

 

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