こんにちは、junjunです。
この前、学年の主任の先生に、「新年度に入る前に、今年度の振り返りをやっておいた方がいいよ」って言われたんです。
どんなことを振り返ったらいいんですか?
こんな悩みにお答えします。
これを受けて、次のツイートをしました。
今年度もあと1週間。
— junjun@過去の悩みをパワーに変えた (@10njunjun) March 23, 2020
新年度に向けて今年度を振り返った方がいいのはわかるけど、
毎日疲れ切っていて、正直振り返るのもシンドイ。
そんな方に、サクッと振り返れるポイント3つを提案。
●新しくチャレンジしたことは?
●定番の取り組みは?
●やらないことを1つ決めよう!
ブログで詳しく解説。
気持ちをサッと切り替えて、新しい子どもたちとの出会いに気持ちを向けていきましょう!
【即実行!】新年度に生かす「振り返りポイント」3つを解説【やらないことを決める】

もくじ
●新年度に生かす「振り返りポイント」3つを解説
①新しくチャレンジしたことはどんな感じ?
②定番の取り組みはどんな感じ?
③やらないことを1つ決めよう!
●新年度も先の見通しがたたないからこそ
新年度に生かす「振り返りポイント」3つを解説

①新しくチャレンジしたことはどんな感じ?
②定番の取り組みはどんな感じ?
③やらないことを1つ決めよう!
✅新しくチャレンジしたことはどんな感じ?
「どんな感じ?」って聞かれても、何て答えたらいいか困っている方いますよね😁
そんなにカタク考えなくても大丈夫です。
具体例をあげながら説明します。
●junjunが今年度新しくチャレンジしたこと
➡️漢字練習は授業中に終える
Qやってみてどんな感じだった?
A➡️成果はあった。週2の漢字ミニテストも平均95点以上とれていた。何より、子どもたちが難しい漢字にも意欲的に取り組んでいた。苦手な子も、「今度は70点目指す!」と意気込んで見事にそれ以上の点数をとることができていた。
A➡️課題もある。国語授業の15分間を漢字練習にあてているが、どうしても書く時間が必要な子は、宿題になってしまうことがあり不本意だった。
Qやってみて、教師と子どもたちの変化は?
A➡️教師の変化は、漢字以外の単元を、ねらいを絞って行えるように教材研究をし、優先順位をつけて実践した。
A➡️子どもたちの変化は、家に持ち帰ってやりたくないので、授業中に集中して行う習慣が身についた。練習後に、1、2問だけミニミニテストを行い、覚えているかどうかの確認をしていたので、子どもたち自身も書いては確認するようになってきた。
こんな感じです。
少しはハードルが下がりましたか?😁
では、次いってみましょう!
✅定番の取り組みはどんな感じ?
●junjunの定番
➡️算数の学び合い
Qやってみてどんな感じだった?
A➡️やはり今年の子たちも、この方法が大好きだった。
友だちにすぐに聞ける安心感、自分のペースで進められる楽しさを味わっていた。
Qやってみて、教師と子どもたちの変化は?
A➡️教師の変化は、更に「学び方を学ぶ」ことにフォーカスすることができた。授業終了前、「友だちに聞いてわかった人?」と聞き、教えてくれた子に感謝の気持ちを伝えるのと同時に、自分から「教えて!」と言えた子たちに対しても、「よく言えたね!わかって得しちゃったね!」と声をかけることを意識した。
A➡️子どもたちの変化は、「わからないから聞いた方が得だ!」という意識がもてるようになっていった。
さあ、いよいよお次は、この振り返りで最も大切なパートです。
これをやるために、ここまで振り返ってきたのです。
✅やらないことを1つ決めよう!
ある取り組みを「バサッ」とやめてもいいのです。
でも、なかなかそうはできなかったりしますよね。
それなのに、「あの実践ちょっとやってみたい!」と思って新しいことを始めると、あっという間にキャパオーバーになります。
最近私がやっている方法は、「自分の中のこだわりやあたり前をちょっとずつ捨てる」ことです。
そうやって考えていくと、次に私が「やらないこと」は「宿題」です。
「家庭学習の習慣を身につける」
「自分で学習の計画をたてる」
それ、全部学校でやったらどうでしょう。
1日7時間も学校にいて、なんだかんだ子どもたちは拘束されています。
せめて家に帰ったらのびのび解放感を味わって欲しいなと思ってしまうのです😁
新年度も先の見通しがたたないからこそ

新型コロナウィルス感染症にまつわる対応は、この先収束に向かうのか、拡大によってさらに臨時休校が続くのか、まったく予想がつきません。
そんな中新年度がスタートすると、いよいよ新学習指導要領の実施に伴い、ここ数年で教科として位置づいた「道徳」「英語」に加えて、「プログラミング」が仲間入りしてきます。
新しいものが入るのです。
何か捨てなければいけません。
捨てなきゃダメです。
1日10このやるべきことをやっていたとします。
それが11こに増えたら、それを処理する方法は3つです。
●1こ捨てて、トータル10こでやっていく
●11こ全てやるために、寝る時間を削って時間を生む
●1こ1このやり方を変える
1日24時間は昔も今も変わらないのです。
命を削ってまでやってはいけないのに、教師はなんやかんや言ってもやってしまうのです。
何とかこなしてしまうのです。
でも、生産性の上がらないことを、ただやっているだけなのは時間の無駄です。
どうせやるなら、形式ではなく、子どもたちの幸せに直結することにコミットしませんか!

まとめ
以前チャレンジの対象だった取り組みが定番になり、その定番の行い方も時間と共に、徐々にブラッシュアップされていきます。
私にとって学級通信はその代表ですが、以前は数日かかって1枚仕上げていたものが、今年はiPhoneとiPadの連携のお陰で、通勤時間の15分以内で完成させることができています。
また、文章量を減らすことで、忙しい保護者の方が少しでも読みやすくなるように工夫したり、アンケートをとって保護者の方が欲しい情報を、可能な限り取り上げたりするなど、これまでにない取り組みをしてきました。
これらの変化は全て、年度末や学期途中の振り返りによって生まれたものです。
以前の私は、振り返りはギリギリしていたものの、やり方を変えるまでの余裕も遊び心ももてていませんでした。
「余裕と遊び心」・・・つまり、「全ては実験」というマインドセットによって、私は子どもたちとの時間を心から楽しむことができるようになったのです。
かしこまって振り返りをしていても、ちっともワクワクしてきません!
ぜひ、オシャレなカフェにでも入って、美味しいコーヒーでも飲みながら、あなたがワクワクするような新年度の作戦タイムをとってみませんか!
上手くいかなかったら、軌道修正すればいいだけです。
だって「人生は実験!」なのですから😁
上手くいかない体験が、明日の教師のエネルギーです。
まずは6割目指して!
Let’s Have Fun!!