【小学校授業のムダ削減】子どもたちが居心地よく学ぶためにカットすべき10のムダ

こんにちは、junjunです。

授業中あるある場面です。

姿勢を正しくしましょう!

はい!

マナブ君!ちゃんとして!ねえ!マナブ君!動かないで!

うるさいな!動いてないよ!(ガタガタ・・)

ほら!号令かかってるんだから、今やってることはストップだよ。

これから算数の授業を始めます。 れいっ!

心の中の叫び・・・
フゥ〜😓
毎時間これの繰り返し・・・
号令かけるだけで時間がかかる・・・もったいないなあ。
そもそもなんで号令かけなきゃいけないんだろう・・・

これを受けて、下記のツイートをしました。

今日は、学校の中に根強く残る「授業中のあたり前」をカットして、「子どもたちが居心地よく学ぶために必要なこと」について深掘りしていきます。

【小学校授業のムダ削減】子どもたちが居心地よく学ぶためにカットすべき10のムダ

いらないモノは捨てる

もくじ

●子どもたちが居心地よく学ぶためにカットすべき10のムダ

①号令

②チャイム

③「先生、トイレ行っていいですか?」

④挙手指名

⑤やり残しを宿題にする

⑥正しい姿勢を要求

⑦目を見て聞くことを要求

⑧授業のまとめ

⑨自力解決

⑩45分授業

●子どもたちにとって居心地のよい学びとは?

子どもたちが居心地よく学ぶためにカットすべき10のムダ

トイレくらい自由に行きたい!

①号令

②チャイム

③「先生、トイレ行っていいですか?」

④挙手指名

⑤やり残しを宿題にする

⑥正しい姿勢を要求

⑦目を見て聞くことを要求

⑧授業のまとめ

⑨自力解決

⑩45分授業

①号令

号令ムダです。

なぜ号令をかけるのか?

「休み時間と授業中のけじめをつけるため」が筆頭にあがる理由でしょう。

他にあるならぜひ教えてください。

では、号令がないとけじめはつかないのでしょうか?

私、数年前からやってます。

結論 できます。

号令があるからけじめがつけられるのではありません。

けじめがつく、つかないは、教師の熱量です。

熱量というと勘違いされそうですが、教師がその授業に何らかの手立てを講じて行えば、子どもたちは自然にそこに集中してきます。

号令に時間を浪費するより、教師が授業について1ミリでも工夫する方に頭を使った方が生産的です。

②チャイム

チャイムムダです。

なぜチャイムがあるのか?

これも、「休み時間と授業中のけじめをつけるため」が筆頭にあがる理由でしょう。

また、「学校全体のタイムスケジュールで動く必要のある場面」に対応することも理由の一つでしょう。

では、チャイムがなかったらどうなるのでしょう?

おそらく外遊びに夢中になっているメンバーが、時間に気づかずに遊び続けることが予想されますね。

でも、理想論かもしれませんが、どこの学校の校庭だって時計くらい設置されています。

それを見て行動できるようにすればいいんじゃないでしょうか。

時間はかかるかもしれません。

失敗するでしょう。

でも、それこそが学びなのです。

③「先生、トイレ行っていいですか?」

これ、ムダです。言わなきゃダメですかね?

集団生活でその習慣を身につけるのは必要でしょう。

遠足でバスに乗って目的地に行くまでに、一人一人の「トイレのタイミング」にお付き合いしていたら、いつまでも到着しませんから。

でもそれと、授業中に「先生、トイレ行っていいですか?」と了解を得ることを求めるのは違うなと思います。

職員会議中にどうしてもお手洗いに行くような場面があったとします。

その時、ツカツカと校長さんの所へ行き、

「校長先生、トイレ行ってきていいですか?」

って了解をとりますか?

こういうと、大人と子どもは違うって言われますが、その違いってなんでしょう?

学んでいる最中だから?

どこかへ行っちゃうから?

中にはそういう子もいるかもしれません。

でも、大半はちゃんと帰って学習に戻れます。

子どもをナメちゃいけません。

④挙手指名

前回の記事でも取り上げましたが、これムダです。

ただし、授業の流れによって、計画的に指名する場面があります。

子どもたちからの挙手(自己申告)によって指名することで、内容を深めていく場面です。

でもそれは、常にあるわけではありません。

大半はランダムに意見を言い合い、少しずつ内容を深めていく流れです。

だったら毎回手を挙げさせる必要があるでしょうか?

そもそも30人前後いる中で、たった一人しか発言できない場面が授業の大半を占めることに、非効率的だと私は感じてしまうのです。

この発問のねらいは何か?

ランダムな意見を広げる場面か?

それとも深める場面か?

これらのねらいを明確にもった方がいいですね。

前回の記事は、教師仕事全般の中で私がムダだな・・・と感じているモノをまとめました。

もしよかったらお読みください。

⑤やり残しを宿題にする

すみません!私やってました。

でも、これも酷な話です。

だって、そこまで至らないということは、なんらかのつまずきがあるからなんです。

そこに寄り添うのが教師の仕事じゃないでしょうか。

最近読んだ下記の本の中で、著者である「さる先生」こと坂本良晶先生は、授業中のドリルなどの取り組みについて次のようなやり方を提案されていました。

ドリルなどをやる時は時間で切り、終わらなかったものは答えを写して終了。

という方法を提案されていました。

以前の私なら、この方法に違和感を感じていたでしょう。

それは、

「終わらなかったものを家でやったら、家の人に教えてもらってその子は理解できるかもしれない」

からです。

たしかにそうかもしれません。

でも、そうじゃない子もいます。

一人でウンウン唸ってわからなくて、余計嫌いになる。

だったら翌日にその子を教師が見てあげればいいのではないでしょうか。

わからないから学校に来ているんです。子どもたちは・・・

⑥正しい姿勢を要求

すみません、これも要求してました。

教師や友だちの話を聞く時に、背中を伸ばして聞く必要ってありますか?

マナーとして教えるのはわかります。

でも、それを子どもに求めるのは違うなぁと思うんですよね。

子どもたちは、興味のある話には自然に身を乗り出して聞きます。

大人もそうですよね。

興味のない話に対して、失礼な態度でその場にいることは問題外です。

興味がないなら、邪魔をしない程度にその場にいればいいのです。

それはマナーです。

でも、どんな姿勢や態度で聞くのかまでを要求するのは、話し手の努力不足です。

⑦目を見て聞くことを要求

⑥の正しい姿勢と同様です。

これも私は要求していました。

自分の努力不足です。

話に魅力があれば、必要感があれば、子どもの目は自然に話し手に集まってきます。

⑧授業のまとめ

自分の言葉で「今日わかったこと」をまとめることは、一つのアウトプットになるので必要です。

でも、形式的なまとめはムダです。

理解度を確かめるためのまとめなら、問題を1問でもやればそれはわかります。

形にこだわるのはやめましょう。

⑨自力解決

算数授業ではこれが定番です。

目の前の子どもたち全員が、なんらかの形で自力で解決できる見通しがあるなら、その時間をとりましょう。

でも、3分の1程度の子たちが路頭に迷いそうなら、一斉解決に切り替えましょう。

すべてはねらいです。

自力解決させるねらいは何ですか?

⑩45分授業

ポモドーロテクニック」ってご存じですか?

25分間はやるべきことを行って、5分休憩し、またタイマーを25分セットして・・・これを繰り返すことで、集中力を持続させていく方法です。

大人だって25分間なんです。

子どもが45分間も集中がもつわけがありません。

以前から、15分ごとの枠で違う活動を行う方法を取り入れている方もいらっしゃいますが、時間に関してもっと流動的でいいのではないかと感じています。

20分間漢字練習に集中したら、5分休憩しお手洗いに行ったり水を飲んだり、友だちとしゃべったり・・・

図工の工作は、3時間で一気に作り上げる。お手洗いは随時OK!

友だちの作品を見てパクるのもOK!

45分に縛らずに、目の前の子どもたちの様子を見て、時間設計してみてはいかがでしょう。

子どもたちにとって居心地のよい学びとは?

学校生活の中で子どもたちが好きな時間は、昔も今も次の3つが定番です。

●休み時間  ●給食の時間  ●図工や体育

この3つに共通することってなんでしょう?

私は「選択」だと思います。

もちろん、

●休み時間は全員外遊び!
●給食は全部完食!

なんて縛りができたら、適応できない子たちも続出するでしょう。

でも、基本は選択できるはずです。

だったらこの「選択」の要素を授業に取り入れたら、子どもたちにとって少しは「居心地のよい学び」が保証されるのではないでしょうか。

どこで、だれと、どのように学ぶのか、これをできる範囲で子どもたちに選択権を譲ることで、子どもだけではなく、教師にとってもこれまで体験したことのない実践ができるようになるはずです。

あたり前を疑おう!

まとめ

こうやって見てみると、結局「あたり前」だと思ってやってきたことは、人間が作ったものだということです。

必要だから作られたのでしょうが、どうやらそれは学び手の子ども側の必要ではなく、一斉学習における教師側にとって必要だったということが垣間見られてきます。

あたり前を疑いましょう。

あたり前を少しずつでいいから取り除きましょう。

最初は上手くいかないこともあるかもしれません。

でも、教師の軸がブレなければ、必ず子どもたちの笑顔が見れるようになりますから。

上手くいかない体験が、明日の教師のエネルギーです。
まずは6割目指して!
Let’s Have Fun!!


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