【小学校教師の悩み】席替えって誰が決めるべき?教師VS子ども【子どもをよく見る】

こんにちは、junjunです。

 

1月に席替えをする時子どもたちが、「今度の席がえ、自由がいい!」って言ったんです。
よく聞いてみると、その前の担任の先生は、3学期は毎月子どもたちが座りたい場所に座っていいことにしていたみたいなんです。
そんなことしたら、クラスがグチャグチャになりそうで・・・
座席って誰がどうやって決めたらいいんですか?

こんな悩みにお答えします。

これを受けて、次のツイートをしました。

席替えは子どもたちの好きなイベントの一つ。

方法はいろいろあるけど、大きく分けて3つ。

●人が決める   ●運が決める   ●自分が決める

クラスの発達段階によって、取るべき方法は違ってきます。

ブログで詳しく解説!

たかが座席。されど座席。子どもたちの1ヶ月を左右するビッグイベント!

そもそも「席替え」の目的ってなんでしょうね。

【小学校教師の悩み】席替えって誰が決めるべき?教師VS子ども【子どもをよく見る】

どんな1日を過ごしたい?

もくじ

●席替えって誰が決めるべき?

●junjun学級の1年間の席替え歴史

席替えって誰が決めるべき?

オトナも子どもも居心地よく過ごしたいのは一緒

✅結論!「センセイ!誰とでもOKだよ!」を目指したい😁

「そんなの理想だよ」って言われるかもですが、現実を見つつ理想を目指すのが、お節介な役回りの教師の仕事ではないでしょうか。

1年間を通じて、クラスのメンバーが次のように感じられるようになることを私は目指しています。

「全員とは親友にはなれないけど、全員と協力関係は築けるよ!」

大人だってそうじゃないですか?

周囲にいる職員室のメンバーと、全員親友にはなれませんよね。

でも、お互い譲り合いながら、その瞬間を楽しみ、互いの良さを知り合うことならできます。

なぜそれができるか?

一緒に活動しているからです。

年度当初は互いの考えを探り探り関わり合いながら、運動会、水泳指導などの行事や、日々の出来事を共有する中で互いの良さを感じ合っていくのです。

子どもも同じです。

協力関係を築けるような関わりを、授業中、行事などを通してもてるように設計していくのが教師の役割だと思います。

たかが席替えですが、子どもたちにとっては

●気楽に楽しく居心地よく過ごせるか

●気まずい思いをしながら居心地悪く過ごすか

の分かれ目なんです。

私が自分のこれらのモノの見方、考え方に自信をもつことができたのは、岩瀬直樹さんの下記の本でした。

教師自身が受けてきた教育を通して、違和感を感じながらも「あたり前」としてやり過ごしてきたことに一石を投じてくれる良書です。

✅一気にゴールは目指せない

「センセイ!誰とでもOKだよ!」この言葉が、子どもたちから3学期に出てくることをゴールとします。

ゴールはゴール。

たとえこの言葉が出てこなかったとしても、教師自身を、ましてや子どもたちを責めたりしてはいけません。

そういうこともありますから。

あくまでもゴールを目指しつつ、あれやこれやと手だてを講じるのが私たちの仕事です。

子ども相手の仕事なので、100%効き目のある手だてなどは存在しません。

肩の力を抜いて、「実験!」と思ってやっていきましょう。

間違っても、1学期の5、6月から「センセイ!誰とでもOKだよ!」という言葉を期待してはいけません。

少しずつ少しずつ子どもたち自身の安心ゾーンを広げられるように、様々な関わりがもてるように環境設定をしていくしかできません。

「慣れろ!」「誰とでも仲良くしろ!」と言われても、シラケてしまうだけです。

✅何事も段階を踏んでいくのが吉!

1年間を通じて、大まかに以下のように段階を踏んで座席を決めています。

年度当初➡️教師の方で必然性(名前の順、視力、学力を考慮した)のある座席を提案。
1学期末から2学期にかけて➡️教師の方で、これまでに隣同士、同じ班になったことのない子たちを把握して、座席を提案。
2学期末から3学期にかけて➡️子どもたちと相談しながらくじ引き。

「好きな人と組んでいいよ!」

この言葉って、子どもによっては超ハッピーに感じる子もいれば、反対に心の中に電気が流れるほどドキッとする子もいます。

仲良し子よしがちょうど2人組なら円満解決ですが、普段3人組で行動を共にしている子たちにとっては緊張感が走ります。

「誰と誰が組になって、誰が一人あまり他の人と組むのか?」

こういったことが予めわかっているなら、わざわざその張り詰めた状態をあからさまにする必要は年度当初にはありません。

だったらはじめは、教師の方で必然性のあるシチュエーションを設定した方が、子どもたちの様子も把握できるのでその方が安全です。

junjun学級の1年間の席替え歴史

3人組はなにかとお騒がせ💦

ここからは今年度の「junjun学級の1年間の席替え歴史」を、具体例としてご紹介します。

1学期➡️4月は名前の順でスタート。5月以降は、算数、漢字の学び合いをスムーズに行えるように、各班に得意な子たちを1人ずつ置きながら座席を決定。
2学期➡️これまでに隣同士になったことがない子を把握し、できるだけ多くの関わりがもてるように教師が座席を決定。ただし、後半から徐々に手を離し、子どもたちと相談しながら誰の操作もない「くじびき」を行うことを決定。
3学期➡️男女差があるクラスだったので、あえて女子班、女子3人の中に男子1人というように変則的な座席も「くじびき」で行った。全て予め子どもたちに、今回の座席の「ねらい」を説明してから方法を決定した。

繰り返し「なぜ席替えをするんだろ?」と投げかけ、「より多くの友だちと関わるチャンスを広げるための席替え」ということを伝え続けました。

「関わりが少ない相手だからこそ、席替えを通して関わりを増やす」ことを言葉と体験を通して身をもって感じられるように、不安を不満に変えないように、こまめに「何か困っていることある?」「席替えしてどんな感じ?」と子どもたちの不安を把握できるように心がけました。

居心地よく過ごしたいよね

まとめ

ある年、そろそろ席替えの時期になった時、

「センセイ、今度の席替え、好きな人同士がいいな」

とある子が言いにきました。

理想ばかりを追い求め、子どもたちの気持ちに寄り添いきることができなかった私は、

「ふーん、そうなんだ・・・ってことは、好きな人がいるってことは、嫌いな人がいるってことだね」

と、何とも残念すぎる返事をしてしまったのでした。

今ならその子の真意をはねのけるようなことはせずに、

「そうなんだ・・・好きな人って、たとえばだれなの?」

って聞けたと思うのです。

「好きな人」は、気持ちを許せる人のこと。

それ以外の子たちとは、ちょっとまだ気を許し切れないだけのこと。

だったらその子が一人でも多くの子たちと「気を許せる」ようになる、環境や場面を作ってあげればよかったのです。

これから新年度を迎えるにあたって、教師も不安ですがそれ以上に子どもたちは自分の居場所を求めて必死です。

そんな気持ちを決してすくいこぼさないように、焦らずゆっくりと進んでいきたいものですね。

上手くいかない体験が、明日の教師のエネルギーです。
まずは6割目指して!
Let’s Have Fun!!


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