こんにちは、junjunです。
とうとう始業式が近づいてきましたぁ!
やらなきゃいけないことが多すぎてパニック状態!
とにかく子どもたちとの最初の出会いで、これだけはやっちゃいけないことって何ですか?
こんな悩みにお答えします。
【小学校教師初任者の悩み】始業式当日に絶対やっちゃいけない5つのこと【ばん回可能】

もくじ
●小学校教師初任者が、子どもたちとの出会いに絶対やっちゃいけない5つのこと
✅名前を間違える
✅担任の名前を言い忘れる
✅教科書を配り忘れる
✅時間を守らない
✅怒る
●初日のねらいをしぼる
小学校教師初任者が、子どもたちとの出会いに絶対やっちゃいけない5つのこと

✅名前を間違える
出会いの日から、子どもたちにネガティブな気持ちにさせないようにするためです。
おそらく名前を間違えられるような子は、過去に何回か間違えられているはずです。
「いつも間違えられるんだよね・・・」そんな言葉を言ってる子も過去にいました。
そんな子たちにとって、もし名前を間違えられずに呼ばれたら、それだけでポイントアップになるかもしれません😅
✔︎保険をかける😁
名簿にふりがなをふって練習もします。
それでも不安なら呼名する前に、子どもたちに次のように言って断っておきましょう。
「みんなの名前を呼び間違えないように、昨日名簿にふりがなもふって練習もしました。でも、初めてで緊張しているから、もし呼び間違えてしまったら優しく教えてくださいね。」
こうやって言うことで、子どもたちは「先生、間違えるかも・・・」と逆に間違い探しゲームのように聞き耳をたてて聞くかもしれません。
そして、静かに最後までその時間を過ごすことができたら、
「上手に聞くことができるね」
「みんなは聞く力が育っているんだね」
と、褒め言葉から初日をスタートさせることができます。
✅担任の名前を言い忘れる
笑い話です。
「先生!ウチの子、家に帰って嬉しそうに、今度の先生、すごくおもしろい先生だよ!って言うから、先生の名前は?って聞いたら、えっ、忘れた!って言うんです。ウチの子ドジだから・・・」
こういった話、よくあります。
まあ、それはそれでいいのですが、やっぱりせめて名前くらいはおうちの方に伝わるようにしたいものです。
そのために・・・
①黒板に時間をかけて名前を板書する。
②漢字の右横にふりがなをふる。
③教師が読み上げた後、子どもたちにも言わせる。
きちんと言っても忘れてしまうのが子どもたちです。
緊張しすぎて教師自ら名前を言い忘れないように、事前にシミレーションしておきましょう。
✅教科書を配り忘れる
教科書を配付する日は予め決まっています。
また、教科書の過不足に、担当者は全神経を使っています。
確実に全員に配り渡ったかを確認しましょう。
たとえば、すべてを配り終わった後、1冊ずつ手に取らせ、持ち上げさせながら確認するなど、方法はいろいろあります。
もしわからなければ、学年主任に聞いてみるのもいいでしょう。
✅時間を守らない
特に下校時刻です。
低学年の子たちの帰りの時刻が遅れることは、大げさに言えば不信感にもつながりかねません。
「この活動にどのくらいの時間がかかるのか?」という前例を初任者の方はもっていないので、余裕をもって活動させるようにしましょう。
✅怒る
ネガティブな印象をもたれないようにするためです。
自分に話を置きかえてみましょう。
あなたが誰かに叱られる場面があるとしたら、どんな状態だったらそれを素直に受け入れることができますか?
「注意をする目的」は、相手に届けるためです。
相手が「ああ、悪かったな・・・」と感じられるように伝えることは、とてつもなく難しいのです。
つまり、初日から大きな声を張り上げたり、一人の子を注意したりすることは、やらない方がいいのです。
とはいえ、失敗、悪さは子どもにつきものです。
初日から「やっちゃう子」もいるかもしれません。
その時は・・・正解はありませんから、あなたが「怒る」以外の選択肢を考えてやってみましょう。
これで経験値が1ポイント上がります!
上手くいかなかったら、また違う方法をやればいいだけです。
初日のねらいをしぼる

あっという間の数時間です。
あれもこれもやりたい!
本で読んだあの実践をやってみたい!
やってみましょう!チャレンジしましょう!
でも、なぜそれをやるのか、ねらいを自分の言葉で言えるようにしましょう。
✅アレコレやりすぎた私の過去
ある意味ノウハウコレクターだった私は、まさに「あれもやりたい!これもやりたい!」という状態でした。
でも、結局詰めこみすぎて、子どもたちを追い立ててしまうような時もありました。
「これをやったら子どもたちが笑顔になりそう」
「この絵本を読み聞かせしたら、私のこんな気持ちが伝わりそう」
すべて良かれと思って選んだことです。
でも、結局単発で終わりました。
✅点と点をつなぐ
一つ一つの実践は点です。
1年をかけて、数多くの点をちりばめ、それが一つの線でつながった時、子どもたちに何かしらのお土産が残るのだと私は考えます。
線をつなぐのは誰か?
それは担任であるあなたです。
子どもたちにはそんなことはわかりませんから。
つながった線の向こうに、どんなメッセージを盛り込むのかは担任次第です。
そこにどんなねらいを絞り込むかは、あなたのクリエティブさを発揮するところです。
✅焦らずパクれ
もし、まだ自分の考えを盛り込む余裕がなければ、頼みの綱学年主任に、
〇〇先生が初日にクラスの子に伝えたいことって何ですか?
と聞いてみましょう。
それをパクればいいです。
マネから学びは始まります。
たとえマネから始めても、結局はあなたというフィルターを通すので、学年主任とまったく同じものはできません。

まとめ
「始業式当日に絶対やっちゃいけない5つのこと」をまとめました。
そっかぁ・・・やっちゃいけないんだ・・・余計不安になってきた・・・
もしかしたら、そんな気持ちになっている方もいるかもですね。
すみません。
「やっちゃいけない」といいましたが、正確には「やらない方がいい」です。
「やっちゃいけない」と意識するほど準備をして、実際にやってしまったら「ごめんなさい」でOKです。
名前を呼び間違えてしまったら、平謝りに謝ればいいのです。
そして、その子が苦笑いしたり、「大丈夫です」なんて言ってくれたら、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝え、しばらくしてから「あの時、あなたが許してくれて本当に嬉しかったんだよ。」などのマイメッセージを伝えるきっかけに変えることだってできるんです。
どんなこともタダでは転ばず、プラスに変換するマインドセットを作りましょう。
上手くいかない体験が、明日の教師のエネルギーです。
まずは6割目指して!
Let’s Have Fun!!