【感想】坂本良晶著『さる先生の「全部やろうはバカやろう」』【勝手に提案!】

こんにちは、junjunです。

先日、次のツイートをしました。

久しぶりに教育書を手に取りました。

これまでの教育書は、どちらかというと

「従来の組織の中で、少しでも子どもたちや教師にとって有益」

となるスタンスで書かれた本が多かったのではないでしょうか。

ひたすらに教師のスキルや価値観、人間性を高めるような後押しをする本を、私は数多く読んできました。

それにどれだけ助けられたかわかりません。

本書のスタンスはこれらとは異なります。

だって題名から「~バカやろう」呼ばわりですから😁
従来の組織の中で文句を言いながらも思考停止して、「全部やろう」としてきた私たちを「バカやろう」呼ばわりしている本です😂

「全部やろうとしてきたバカやろうたち」は、

「どうせ言ったって変わらない。」

「そんな時間があったら、目の前の子どもたちのために使いたい。」

そんな風に思考する方向を変えて、教師でいる時間を過ごしてきた先輩方を、私は数多く見て学んできました。

ですが私たち教師は、「花まる蝶々」をつけたり、「子どもの心に届くような長いコメント」を書いたりして自己満足している場合ではないのです。

たしかに「花まる」をもらって、目の前の子どもたちは笑顔になるかもしれませんが、私たち教師の仕事は、未来につながる子どもたちの笑顔の役に立たなければ、それは単に「自分のエゴを満たしている」に過ぎないという現実に気づかなければいけません。

今日は私が、これからの令和時代の公教育に大きな変化をもたらすであろう本書を、昭和、平成時代に「全部やろうとしてきた私たちバカやろう」世代に届けるつもりで、「バカやろう」にならないための提案をシェアしたいと思います。

【感想】坂本良晶著『さる先生の「全部やろうはバカやろう」』【勝手に提案!】

だれがバカやろうだ?!

もくじ

●junjunが読み取った、さる先生からの提案

●junjunからの提案

junjunが読み取った、さる先生からの提案

生産性上げる武器をもて!

ここからは、あくまでも私が読み取った「さる先生からの提案」です。

当然ですが、私というフィルターを通っていますので、ぜひ、本家本元の原液をお読みください。

●エッセンシャル思考を脳ミソへインストール

●1つの武器を持て!

●「価値ある仕事を選ぶ」ことを選べ

✅エッセンシャル思考を脳ミソへインストール

エッセンシャル思考とは、グレッグ・マキューン著『エッセンシャル思考』のタイトルにもなっている言葉です。

つまり、「最小の時間で成果を最大にする」ということです。

昭和、平成時代には、ほとんどなかった思考ですよね。

「教育の成果、結果なんてすぐに出るもんじゃない。」

そんな言葉で思考停止になっていた時代でした。

どんな成果を図りたいのか?
最大化とはどんな状態なのか?
費やす時間を最小にするには、何を使って何をすればいいのか?

こういったことを教師間で共有したり、考えたりすることがあまりにもありませんでした。

思考停止は目の前のことをこなすだけなので、ある意味ラクです。

でも、その先に見えるのは「バカやろう」への道です。

✅1つの武器を持て!

中学、高校の教師には専門教科があります。

小学校の教師にも大学によって専門がある人もいますが、私は好きな教科はありましたが、専門教科がありませんでした。

「小学校教師は全教科教えるんだから、ある程度全てを網羅した方がいい」

そう考えていた「バカやろう」の私でした。

これについては、現在80歳を超える私の叔母(元小学校教師)がアドバイスしてくれたことがありました。

「1つの教科を学ぶことで、他教科にもそれは影響するよ。」

結局私は1つの教科をずっと極めてきたわけではありません。

スタートは社会科→生活科→算数→学級経営・・・

そんな感じで「その時々の私の興味関心に任せて学ぶ」というスタイルをとってきました。

1つの武器を極めきれなかった私は、「バカやろう」なのかもしれません。

じゃあ、経験の浅い方に対して、もし仮に私がこの点についてアドバイスをするとしたら、私は「自分で選べば~😁」という回答です。

「自分で選ぶことを選ぶ」ことが、人間にとって大切なのだと思います。

✅「価値ある仕事を選ぶ」ことを選べ

さて、次の教師の仕事のうち「価値ある仕事」ってどれでしょう。

●手の込んだ掲示物
●作文やノートへの長々と書き綴ったコメント
●明日の授業で導入にこだわって授業準備

これまでの「価値ある仕事」とは、教師一人一人の価値観に委ねられてきたのです。

だから「全部やろう」になってきたのです。

あなたにとって「価値ある仕事」は、「私にとって価値ある仕事」ではないこともある。

あなたが思う「子どもの成長につながるだろう」という仕事は、私が思う「子どもの成長につながるだろう」という仕事ではないこともある。

こうやって考えると、頭がグチャグチャになってきます。

投げ出したくなります。

そんな時に見るべきは「目の前の子どもたち」です。

ひたすら「目の前の子どもたち」に寄り添う仕事が、「私にとって価値ある仕事」だと考えます。

やはりこれも自分で考えるしかないようです。

「バカやろうにならないため」の junjunからの提案

あなたは何のために生きていますか?

元「バカやろう」からの提案です。

メチャメチャ説得力ありますよ!

●退職後を見据えて、収益化につながる趣味をもて!

●常に「なぜそれをやるのか?」を考え続ける

●自分の欲に素直になろう

✅退職後を見据えて、収益化につながる趣味をもて!

2019年に読んだ本に『ライフシフト』があります。

今の小学生の子どもたちの寿命は、100歳を超えると言われています。

つまり、これまでの

教育→仕事→引退

というライフステージではなく、

教育→仕事→教育→仕事・・・などのように、マルチステージになっていくということがこちらの本に書かれていました。

私たち大人世代にもこれは突きつけられた問題です。

私の親世代は、やりくりさえ頭を使って生活すれば、60歳以降の生活を安定させるだけの退職金と年金を手にすることができました。

でも、私たち50代は違います。

ましてその下の世代はなおさらです。

人の人生ですから、どんな趣味をもとうと自由です。

ですが私はあえて、教師だからこそ「自分で収益を上げる」ということにチャレンジした方が、結局回り回って教師の仕事にプラスに働くと思うようになりました。

さる先生は本書の中で、「自己研鑽につながる複業」という表現をされていました。

残念ながら現在は、教師の副業は制限されています。

管理職の方の中には、「禁止」と捉えている方もいらっしゃるようですが、決してそうではありません。

ぜひ、興味のある方は、今すぐに収益につながらなくても、将来を見据えて「好きなこと」を仕事にする姿勢で取り組んでみてはいかがでしょうか。

✅常に「なぜそれをやるのか?」を考え続ける

「やれと言われるからやる」

そんな受け身の教師が、「主体的に生きる子どもたち」を育てることができるでしょうか。

そもそも「自分は主体的に仕事を、生活をしているか?」と自問自答してみましょう。

そのためには、面倒だけど思考停止にしないことです。

そして、今できることをやるだけです。

すぐには成果は出ないかもしれません。

でも、行動すれば「失敗」という結果が返ってくることもあります。

そうしたら方法を変えればいいのです。

✅自分の欲に素直になろう

恐ろしいことに、普段から我慢ばかりしていると、自分のやりたいことに気づけないことがあります。

「ワーカーホリック」の状態です。

時間はかかるかもしれませんが、根気強く「自分の欲」に目を向けましょう。

「欲」に良いも悪いもありません。

一度きりの人生、自分の欲を叶えずにいったい何のために生まれてきたのか?

「自分の欲」に気づき、1日24時間で「自分の欲」を満たすための時間にどれだけ投資できるか・・・

そうやって仕事のやり方や自分の人生を見直してみると、自然に「全部やろう」とは思えなくなります。

もう「バカやろう」とはおさらばです。

人生をHave Fun!

まとめ

あと数週間で令和2年度がスタートします。

令和元年度の終わり方も、私には現時点で見えていません。

ですが、どんな形にせよ新年度はスタートします。

先の見えない今だからこそ、自分の持っているスキルや価値観=武器をブラッシュアップするためにオススメの本です。

また、さる先生の新刊本として、今回ご紹介した「全バカ」が「図解でわかる!」になって発売されます。

私もぜひ手に取ってみたいと思っています。

ぜひ、前記事の『反応しない練習』と合わせてお読みください。

上手くいかない体験が、明日の教師のエネルギーです。
まずは6割目指して!
Let’s Have Fun!!


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