こんにちは、junjunです。
ミニマリストの私は、「手放すこと」で身の回りのスッキリをキープしてきました。
いつ、誰が教室に来てもOKです!
教室の保管場所が少なくて、画用紙や模造紙、手紙などの紙たちをついつい積んでしまうんだよね。
みんなどうやって教室の紙たちを整理しているんだろう・・・
こんな悩みにお答えします。
【教師の仕事術】なぜ、あなたの教室の紙たちは暴れ出してしまうのか?【スッキリ後のキープ方法も解説】

もくじ
●教室の紙たちが暴れ出さない4つの条件
●整理した後の状態をキープするには?
教室の紙たちが暴れ出さない4つの条件

4つの条件
条件①:教室にある紙の種類を把握している
条件②:紙の流れを把握している
条件③:保管場所を決めている
条件④:「いつか使う」を封印している
✅条件①:教室にある紙の種類を把握している
どんな種類の「紙」が教室に存在しているか知ってますか?
これを把握するだけで、最低何ヶ所の保管場所を確保しなければいけないかがわかってきます。
ウチのクラスの場合・・・
●画用紙等 ●ワークシート等 ●手紙等 ●模造紙等
種類別に並べてみると、それほどあるわけではないことが判明😅
✅条件②:紙の流れを把握している
次に行うことは、上記の「紙」たちの流れを把握することです。
では、一つずつ見ていきましょう。
●画用紙等:保管→使用→掲示→保管、返却、処分
●ワークシート等:保管→使用→掲示、保管、返却、処分
●手紙等:クラスに配付→子どもたちに配付→余りは保管、処分
●模造紙紙:保管→使用→掲示→保管、返却、処分
このように「紙」の流れが見える化されると、目の前の「紙」たちが今どの段階にいるのかがわかります。
そして、教室の「紙」たちが暴れ出すのは、「保管」の場面だということがわかります。
つまり、「保管場所」さえ何とかすれば「暴れださない」のです。
✅条件③:保管場所を決めている
それぞれの「紙」たちの保管場所が定位置になっていますか?
暴れ出す原因は、この定位置に戻さないことです。
「置く場所が少ないんだよ!」
という方に向けてお伝えしたいのは、「置く場所は増やさない方がいい」ということです。
「置く場所」が増えれば増えるほど、次々に置いてしまいます。
そして、学年末にドッと紙たちを子どもたちに返却することになるのです。
返される側の気持ちになってみましょう。
中にはもう気分は盛り下がって、「えっ、いらないなぁ・・・」と感じる子たちもいるでしょう。
保管場所をできるだけ少ない数でやりくりするには、早めに返却が鉄則です。
コンクール等で保管しなければいけないこともあるかもしれませんが、だからといって全員の分をとっておかなければいけないワケではないはずです。
子どもにとって自分の作品でさえも、賞味期限が短いのです。
極力ためずに返却し、保管場所に置く量を調節しましょう。
✅条件④:「いつか使う」を封印している
気合を入れて作ったワークシートなどを、クリアファイルに入れて保存する時代は終わりました。
クリアファイルではなく、スマホのカメラで撮影し、必要に応じて加工することができるので、わざわざ「紙」状態のモノを保存しておく必要はないのです。
それに、「いつか使う」モノは、せいぜい年に1回か2回くらいの使用頻度。
置き場所は、クラウドにしましょう。
整理した後の状態をキープするには?

子どもがおもちゃで遊んだ後にすることです。
●元の場所に戻す ●定期的に手放す
●元の場所に戻す
当たり前すぎてすみません。
言い古されたことですが、やはりこれを守る以外にありません。
ただ、「元の場所に戻す」ことを継続するコツがあります。
それは、今いる場所からワンステップで「元の場所」にたどり着けるということです。
上記の使用済み「紙」たちを例にすると、
●画用紙等:教師机🦶🦶🦶教卓下スペースへ「画用紙たち」をシュート
●ワークシート等:🦶教師用机背中側の引き出しへシュート
●手紙等:🦶🦶窓側下が定位置、処分前ボックスへシュート
●模造紙等:🦶教師用机背中側の棚へシュート
となります。
心がけることは、毎日放課後になって教室を出る時、その辺に「紙」たちが1枚でも残されることがないように、その場その場で「元の場所」へ戻すことを呼吸するように習慣化することです。
●定期的に手放す
特に、手紙や模造紙は、油断するとたまってしまいます。
それを避けるために私がオススメしたいのは、教室のゴミを捨てるタイミングで、これらを手放してしまうのです。
つまり、週1で手放しタイムを設けるのです。
するとドサっと束になるようなことは起こらなくなります。

まとめ
ミニマリストを名乗るほど、「手放す」ことに慣れている私です。
もしかするとここまでやる方は少数なのかもしれません。
ですが、教室の中で「紙」に限らずいろいろなモノたちが暴れ出す時、同時に子どもたちの様子も変化を見せることが多いようです。
必要以上に整理の方法をこだわると、子どもたちはついてくることができなくなります。
あくまでも教室の主人公は子どもたちです。
子どもたちが暮らしやすいように・・・
そのための教師の整理方法であり、教師の仕事術です。
上手くいかない体験が、明日の教師のエネルギーです。
まずは6割目指して!
Let’s Have Fun!!