【教師の悩み】保護者から批判をされた時の5つの対処法【練習あるのみ】

こんにちは、junjunです。

先日、次のツイートをしました。

教師をしていると、山あり谷ありいろいろなことがあります。

ウチの子、先生が怖いって言って、学校行きたくないっていうんです😤

(絶句!以下心の叫び)
え~😞たしかに叱る時は怖いかもだけど・・・
いけないことした時はしからなくちゃいけないし・・・
他の子たちだって困っているからなぁ・・・
ボクが悪いのかな・・・

前提として、教師には受けるべき批判を受ける時があります。

私にもありました。

ですが、中にはあまりにも理不尽なものもあるのも事実です。

それでも私たち教師はそれを無視することはできません。

私が今日お伝えしたいのは、全ての批判に対して「必要以上に自分や相手を責め、疲弊することを避ける」ための対処法です。

この武器を持たずして現場に出るのは、丸腰で戦場に出るのと同じだと思います。

以前からこのようなことを考えていたのですが、最近出会った

草薙龍瞬著

『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』

を読んだことで、これまで試行錯誤してつかみかけた事柄と本に書かれていることがつながったのでした。

教師の人間性、力量などといった抽象的な事柄では太刀打ちできないほど、コトは一刻を争っています。

どうぞみなさん、自分の心を守るための練習を日々していきましょう。

【教師の悩み】保護者から批判をされた時の5つの対処法【練習あるのみ】

人との関わりが悩みのタネ

もくじ

●5つの対処法

●相手との関わり方の原理原則

●日頃からできる練習方法

5つの対処法

キター!ドッカ〜ン💥

●相手の主訴を理解する

●批判を受けたこと、内容、相手に対して、善悪で判断しない

●自分も相手も否定しない

●自分にできることをやる

●第3者に入ってもらう

●相手の主訴を理解する

教育相談の研修会などでこういった「傾聴」の練習を受けたことがあります。

相手の言葉を受け止め、「この方は何を解決したいのか?」を聞き取るように努めます。

状況によっては、批判内容が二転三転することもあります。

それでもとにかく「聞く」に徹します。

●批判を受けたこと、内容、相手に対して、善悪で判断しない

さあ、ここからが難しいところです。

私はかつてできませんでした。

聞いた瞬間に「善悪で判断」してました。

吹き出し 私が言ってること、やってることが正しい。相手が悪い。おかしい。

こうなると、相手との解決はもちろんのこと、自分自身が苦しみの真っ只中に巻き込まれてしまうことになります。

私が『反応しない練習』を読んで再確認できたのは、

自分も相手も互いに「正しいことを言っているつもり」なのだから、それを互いに押し付けあっても仕方がないということです。

相手が「自分が正しい」と思っていることを伝えている時に、まして可愛い我が子を守るために必死な状態で、「でも・・・〇〇ですよね」と説得にかかったところで意味がないのです。

ここでの大切な点は、

●批判の主訴を「善悪の判断」を挟まずに受け止める

ということです。

どうです?難しいですよね・・・😅

●自分も相手も否定しない

さあ、さらに難問が続きます。

主訴の事実を受け止めます。

冒頭の、

ウチの子、先生が怖いって言って、学校行きたくないっていうんです😤

を例に当てはめると、

事実

①子どもがボクを怖いと言っている。

②子どもが学校へ行きたくないと言っている。

です。

ここでつい始まってしまう過去の私の脳は、

こんなことを言われる私は力がないんだ。指導力がないんだ。

そんなことを鵜呑みにしてないで、子どもがどうして叱られたのか考えて欲しい。子どもの話を一本釣りにしている親だ。

こんな風に動き始めていました。

これでは「ど直球で否定」にかかっていますよね。

さあ、これで自分の中の「負のサイクル」が始まります。

頭の中で自他両方のエンドレスな攻撃が始まるのです。

ふぅ・・・疲れます。

●自分にできることをやる

いったい私に何ができるでしょうか?

善悪の判断はしない。

自分も相手も否定しない。

でも、子どもの事実はある。

ここにフォーカスするしかありません。

●第3者に入ってもらう

ここからは次のフェーズです。

これで保護者からの批判はいったんは治るかもしれません。

治らないかもしれません。

自分だけで対処せず、学年、管理職、教育相談担当者、専門機関などと可能な限り入ってもらいましょう。

教師はとかく、自分の中だけでおさめようとしがちです。

ダメです。

人の目を気にしている場合ではありません。

日本の公立学校のシステムは、今のところ学級担任一人で20~40人をみているわけです。

教師も人間ですから、子ども相手にNGな対応をふとした瞬間にしてしまうかもしれないのです。

これからは複数体制で見ていく方が、子どもにも教師側にもメリットがあるのは言うまでもありません。

相手との関わり方の原理原則

ああ!判断しちゃった!

『反応しない練習』には、次のようにまとめています。

①相手のことを「判断」しない

②過去は「忘れる」

③相手を「新しい人」と考える

④「理解し合う」ことを目的とする

⑤「関わりのゴール」を見る

①相手のことを「判断」しない

相手を善悪で「判断」し続けることは、結局は自分に「ネガティブな感情」をため込ませてしまうことにつながります。

面白いのが、「善」の判断も「ネガティブな感情」につながるというのです。

おそらく、ここで「善」の判断をするということは、自分を正しいと判断しているからではないでしょうか。

じゃあ、どんな心持ちでいたらいいんだ!

本書には、

「クリアな心を保つ」

「自分の心の内側を見つめる」

「しなくていい判断は、しない方がいい」

とあります。

なかなか難しいですね・・・😅

②過去は「忘れる」

相手の強いネガティブな攻撃を受けると、なかなかそこから抜け出すことはできません。

その記憶が時間がたってもなお、新しい怒りを誘発してしまうこともあります。

でも、その場を離れて怒りを感じているのは、「相手」ではなく、自分の中の「記憶」だというのです。

自分が引きずっている「記憶」に怒りを感じても仕方ないよなあ・・・と今なら思えます。

みなさんはどうですか?

③相手を「新しい人」と考える

これは体験としてわかります。

自分に置き換えてみると納得できます。

みなさんは1ヶ月前の自分と今の自分、全く同じ自分だと思いますか?

私は思いません。

1ヶ月前に「いいなあ」と思っていたことへの興味が薄れていたり、その間、いくつかの体験や人に出会ったことで考え方が変わったりしたことはありませんか?

つまり相手も同様のことが起きている可能性があるのです。

「いやいや、根本的なところは変わらないでしょ」

たしかにそういうところもあるかもしれません。

でも、そうじゃないかもしれません。

つまり、すべてが思い込みだということです。

だとしたら、自分がいつも心穏やかに暮らすためにも、相手を「新しい人」として向き合った方がいいのですね。

④「理解し合う」ことを目的とする

ここはかなりハードルの高いことかもしれません。

つまり、相手を理解すると同時に、相手にも自分の感情、思い、考えを理解してもらうことが大切だということです。

ここが教師と保護者との関わりでは難易度が高くなってしまいます。

ただ、ここの「感情、思い、考え」を保護者以外の誰かに理解してもらうことをしなければ、ストレスが溜まって苦しくなり、場合によると「鬱」になる可能性だってあるのです。

ただし注意しなければいけないのは、ここで相手を「間違っていると判断する」思いを理解してもらうことは、結局はもとのネガティブなサイクルになってしまうことを心の片隅におく必要があるでしょう。

⑤「関わりのゴール」を見る

自分を批判した相手と、どんな「関わりのゴール」が考えられるのでしょう。

私はいくつもの残念なゴールを迎えたこともありました。

仕方ないこともあるでしょう。

それこそ善悪はありません。

ただ、心のどこかで「こんな風になれたらいいな」というラインをもっておくのは必要なことだったのかもしれません。

和解し、互いに認め合う関係にはなれずとも、せめて子どもの頑張りはきちんと伝えられるプロとしての仕事はしたいものですね。

日頃からできる練習方法

私は煩悩だらけです😅

もうお気づきかもしれませんが、この『反応しない練習』の著者はお坊さんです。

話の中に、ブッダの言葉がたくさん出てきます。

宗教か・・・と敬遠する方もいるかもですが、私は祖父が臨済宗の僧侶だったせいも影響して、あまりこの手の話に抵抗はありません。

私には日頃信仰している宗教はありません。

ただ、いざという時に心の拠り所、モノゴトの見方、考え方として、知っておくことはメンタルを守る上で大切なスキルだと感じています。

本書には具体的な練習内容が数多く載っています。

以下、抜粋したのは、私のこれまでの体験の中で、知らずにやっていたことと一致していたことです。

練習を積むことで、ネガティブな心持ちで自分をいっぱいにしないようにしていきましょう。

●自分のココロの状態を言葉で確認する

●カラダの感覚を意識する

●判断しない

●「自分は正しい」という考えから離れる

●自分を否定しない

●他人と比べない

1日1つずつでいいので、意識して取り組むと、保護者とのかかわりだけではなく、子どもとの関わりにおいても「快」の状態になっていきます。

毎日をHave Fun!

まとめ

今日は自分の心を守るための対処法についてシェアしました。

私たちの認識の中に、

「困難なことに出会った時、それに負けず歯を食いしばって我慢する」

ことへの美徳があります。

私にはかつてありました。

何においてもそうですが、すべて白黒では片付かないのですよね。

我慢することも大切。

でも、しすぎはダメ。

なんだか難しそう・・・だったら考えるのや~めた!

残念ながら教師は人と関わる仕事なので、悩みのタネは人間です。

だからそこからは逃れられません。

だったら、授業の指導力と同時に、メンタルを守るスキルも身につける必要があるのです。

「学生時代、運動部で厳しい練習に耐えたからメンタルが強い!」

そんな単純な問題ではないのです。

ぜひ、すぐには身につけられなくても、本書を読み、少しずつ対処法を身につけることで、「しなやかな強さ」を武器としてもちたいものです。

上手くいかない体験が、明日の教師のエネルギーです。
まずは6割目指して!
Let’s Have Fun!!


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