こんにちは、junjunです。
新型コロナ・・・不安は尽きないけど、どうやら時短で始業式はやるそうです。
いつも以上の短時間の学級活動の間に、教科書、大量プリントなどの配付物といった事務的なことをこなさなきゃいけないし・・・
でも、やっぱり最重要なことって子どもたちとの出会いをどうするかってこと。いろいろやりたいことはあるけれど、まずは子どもたちが笑顔になれる自己紹介ってどんな方法がありますか?
こんな悩みにお答えします。
【新型コロナ時短始業式ver】一瞬で子どもの笑顔を引き出す自己紹介の方法

もくじ
●一瞬で子どもたちの笑顔を引き出す自己紹介の方法
●過去のjunjunの自己紹介
一瞬で子どもたちの笑顔を引き出す自己紹介の方法

この自己紹介は、岩瀬直樹さんの下記の著書を読んで以来、自分なりにアレンジを加えて定番として行ってきました。
ここ数年は、学級通信の一部にこれを組み込んできました。
このクイズのメリットは3つ。
①どの学年でも対応可能
②クイズなので近くの子たちと自然に会話が生まれる
③学級通信などの紙媒体に印刷すると、保護者の方にも様子を伝えることが可
解説します。
①どの学年でも対応可能
前年度までの教室の空気や子どもたちの心がよほど冷えていない限り、「自己紹介クイズ」は使用可能です。
一点だけ配慮することはクイズ内容です。
低学年の子どもたちの笑顔が引き出せる内容と、高学年の子どもたちの笑顔が引き出せる内容は当然違ってきます。
どの学年でも対応可能な定番クイズは以下の通り。
●junjun先生の出身地はどこでしょう?A 東京 B 沖縄 C 火星👽
●junjun先生の好きな給食はなんでしょう?A カレー B あげパン C 玉子丼
●junjun先生の好きな勉強はなんでしょう?A 国語 B 算数 C 給食
などなど・・・。
自分のキャラを伝えるためのオリジナルクイズは以下の通り。
●junjun先生の好きなアイスはなんでしょう?
A バニラソフト B ガリガリ君 C モナ王
●junjun先生の好きなゆるキャラはなんでしょう?
A くまモン B ふなっしー C ぐんまちゃん
●junjun先生の趣味はなんでしょう?
A 読書 B コーヒー C 筋トレ
子どもから見た自分の外見や雰囲気と相談しつつ、クイズ内容を考えましょう。
②クイズなので近くの子たちと自然に会話が生まれる
自己紹介クイズにどのくらいの時間をかけることができるのかによって、2択なのか、3択なのかは判断しましょう。
盛り上がりすぎると、あっという間に時間が経ってしまいます。
例えば、
junjun先生の出身地はどこでしょう?
A 東京 B 沖縄 C 火星👽
さあ、3つのうち、1つに手を挙げてね。
Aだと思う人?
はーい!
えーっ?東京?普通じゃん!
だって火星なワケないじゃん!
などのように、クラス替えをして、こんなたわいもない瞬間に隣の子としゃべることができるのです。
もし、時間が許されるなら、一通りクイズに丸をつけさせて、
じゃあ、隣の子とどこに丸をつけたか確かめてごらん。
とするだけで、これもおしゃべりの時間にすることができるのです。
③学級通信などの紙媒体に印刷すると、保護者の方にも様子を伝えることが可
クイズが終わったら次のように伝えます。
私のこと、少しは知ってもらえましたか?では、今日の宿題です。
え~!!宿題があるの?
今日の宿題は、今一緒にやったこのプリントに書いてある「junjun先生クイズ」を家の人に出して、答えを教えてあげてください。
きっと家の人も、どんな先生かなあ・・・って心配されていると思うからね。
こんな具合に、短時間で自己紹介をすることができます。
今回の「新型コロナ時短ver始業式」は、いつも以上に「子どもの心」への配慮が必要になってくると考えます。
理由は3つ。
●新しいクラスで全然慣れてないけど、この先生なら楽しそうだなぁと感じてもらいたい。
●新しいクラスで全然慣れてないけど、少しだけ隣の子と楽しくお喋りできたなと感じてもらいたい。
●学校がまた始まったら、この新しいクラスでやっていきたいなと感じてもらいたい。
以上の点を実現させる一つの方法として、今回の自己紹介を提案しました。
私がここ数年「どの学年の子どもたちからも、一瞬で笑顔を引き出す」ことのできた自己紹介です。
もし興味がありましたら、ネタの一つとしてご活用ください。
過去のjunjunの自己紹介

✅残念すぎる自己紹介
ここからは、「自己紹介クイズ」をする前に、私junjunがどんな自己紹介をしていたのかをお伝えします。
初任者の頃からずっと、学級びらきは「最初が肝心」と言われ続けてきたので、私から子どもたちへ、伝えたいことだけを一方的に話していました。
その代表が次の3つ。
私は、普段は笑っているけれど、もしみんなが次のことをした時には叱らなくてはいけません。
①自分がされて嫌なことは人にしない
②ウソをついた時
③同じ失敗を何度も繰り返した時
こんなことを言い続けてきました。
別にコレ、悪くないですよね。
去年も私、子どもたちに話しました。
でもね、この話、最初の出会いに必要でしょうか?
出会ってすぐに、
コレやったら叱るぞー!
なんて言われても平気な子っているんでしょうか?
いたとしたら・・・
たぶんそれは、話を聞いていないだけですね😁
✅子どもたちの気持ちを想像しよう
立場を変えて考えてみればわかります。
例えば、新年度スタートにあたって、校長が職員に向かって、次のように話したらどんな気分になるでしょうか・
私は普段は笑っていますが、もしも先生方が次のことをした時には、厳重注意をしなくてはいけません。
ウンチャラカンチャラ ナンマイダー チーン🤑
モチベーション下がりまくりですよね。
場合によると、軽く「カチン💢」とさえきますよね😜
コレを私は子どもたちにやっていたんです。
繰り返しますが、「自分がされて・・・」の話そのものは大切なことです。
でも、それを伝えるタイミングと伝え方に配慮が必要だと思います。
子どももオトナもおんなじです。
オトナがされて嫌なことは、子どもだって嫌なんですよね。
今日はこれで以上にします。
上手くいかない体験が、明日の教師のエネルギーです。
まずは6割目指して!
Let’s Have Fun!!