こんにちは、junjunです。
先日、次のツイートをしました。
#ブログ初心者 #小学校教師 #ミニマリスト
— junjun@過去の悩みをパワーに変えた (@10njunjun) January 27, 2020
学ぶほど、「あれもこれも!」とやることを増やしがち。
気づいたら首が回らなくなっている・・・
教師だけならともかく、子どもにもトバッチリが・・・
だから私はミニマリストになった。
「これは必要」
というものだけに絞った。
毎日笑顔になった。
学ぶほど、「あれもこれも!」とやることを増やしがち。
気づいたら首が回らなくなっている・・・教師だけならともかく、
子どもにもトバッチリが・・・だから私はミニマリストになった。
「これは必要」というものだけに絞った。毎日笑顔になった。
今日は、「居心地の良いクラスづくり」を目指して、私が継続してやっていることのうち、「明日から!」「無料で!」できることをご紹介します。
〜悩み〜
自分の課題を何とか乗り越えたくて教育書を読んでいると、どれも大切でやってみたくなっちゃうんだよね。
それに、どれもそれなりに準備が必要で、明日からではちょっとハードルが高い。
なんかいいモノないかなぁ・・・
結論
家にある「ぬいぐるみ」1つ。そして、教師の笑顔!それだけ!
目次
●まずはイメージを持ちましょう。
●私がオススメするコト
●Y先生が遺してくれた言葉

まずはイメージを持ちましょう
✅あなたの「居心地の良いクラス」のイメージは?
「居心地の良いクラス」という言葉に出会ったのは、岩瀬直樹さんの著書でした。
私はそれからこの言葉を、自分の学級経営の中心に据えました。
人それぞれの「居心地の良さ」は違います。
だからといって、「A君の居心地の良さ」を奪うような「Bさんの居心地の良さ」は認めません。
互いに合意しながら、互いの「居心地の良さ」を創り合っていく・・・
それが私のクラスづくりの核です。
私たちは毎年異なる子どもたちと出会い、1年間を過ごします。
創り上げる「居心地の良いクラス」は違ってきます。
ですが、まずは教師が「居心地の良いクラス」のイメージをもつことが大切だと思います。
それをもたずに進めると、たとえそこにたどり着いていたとしても、それに気づけないかもしれないのです。
教師の仕事にとって、「数字目標」が掲げにくいことはよくわかります。
仕方のない部分もあるとは思うのですが、自分の目標達成に対する「甘さ」が出てしまうのも否めません。
教師が自己満足に陥らず、でも、自分の努力を正当に称賛できるように、できるだけ具体的なゴールイメージをもつことをオススメします。
✅私がイメージする「居心地の良いクラス」とは?
アンケートをとって数字で追うことも必要でしょう。
同時に、教師自身の「見る目」を鍛えて「見取る」ことも必要です。
「困っていることある?」の問いかけに、素直に「ある」と答えてくれるならコトは早い。
あっても「別に」と答える私だったので、その気持ちはよくわかります。
また、そのままスルーされることも子どもには必要です。
話を戻しましょう。
私のイメージする「居心地の良いクラス」です。
●とりあえず誰とでも協力関係が築ける。
●一人一人の「好き」が教室、学校の中で発揮、実現できる。
●失敗しても受け止めてくれる子ども同士の関係。
100%見取ることができているとは思いませんが、それに向けて絶賛努力中です。

私がオススメするコト
そんな大そうなことではありません。
「えっ?!」とつっこまれそうですが、勇気をふり絞って・・・
●教室にぬいぐるみを!
●笑っている教師
説明します。
✅教室にぬいぐるみを!
私は以前、「教室にぬいぐるみ?」「教室は学ぶ所。必要なし!」と思っていました。
始まりは私のくだらない遊びからでした。
私は群馬県のゆるキャラ「ぐんまちゃん」が大好きです。
群馬出身ではありません。
「ぐんまちゃん」が今年20歳になる姪っ子(小さい頃)に似ていて(怒られる・・・)、柄にもなくぬいぐるみを持っていたのです。
最初は、30cm未満の小さいぐんまちゃん、次に50cm未満の中位のぐんまちゃん、最後に1m未満の大きいぐんまちゃんを手に入れました。
その3つのぐんまちゃんを並べた時、くだらないストーリーが浮かび、子どもたちの笑顔が目に浮かんだのです。
1学期は小さいぐんまちゃんを教室へ。
2学期、夏休み明けて中位のぐんまちゃんを教室へ。
すると子どもたちは、「あれ!!!!ぐんまちゃんが大っきくなってる!」
それに対して私は、「みんなも大きくなったでしょ!ぐんまちゃんも大きくなったんだよ!」と返す。
そして3学期、冬休みが明けて大きいぐんまちゃんを教室へ。
「ええええええ!!!!」どの子も笑顔です。大爆笑です。
これがやりたかったのです。
何を姑息な真似を💢と思いたければどうぞ。
私は可能な限り、子どもたちに笑っていて欲しいので、私ができることは全てを使って笑ってもらいます。(?お笑い芸人か?)
友だちの笑顔を見れば互いに安心します。
中には、あまり関心をもたない子も当然います。
当たり前です。
でも、いいのです。
その子には別のアプローチをすればいいのですから。
✅ぬいぐるみを教室に置くメリット
ぬいぐるみの良さは、クラス替えした当初、友だちとの関わりが不安定な頃に発揮します。
休み時間、誰と話すでもなくフラフラしている子に、ぐんまちゃんは優しく微笑みます。
その子はぐんまちゃんを抱きしめ、私の所へやってきます。
私はぐんまちゃんをきっかけに、その子とおしゃべりしていると、自然に子どもたちが集まってきます。しばらくするとぐんまちゃんの取り合いが始まります。
最初は一人でいた子も、これをきっかけに友だちと関わることができるようになります。
そんな場面を何度も目にしてきました。
一人の子を救うだけでも、ぬいぐるみを教室に置く意味が大いにあると私は思います。
✅笑っている教師
これも当たり前といえば当たり前です。
でも・・・「笑顔」を意識している教師って、今どのくらいいるのかな?と思います。
周囲の同僚を目に浮かべてみてください。
笑顔が浮かんでくる同僚がいますか?
「居心地の良いクラス」をつくりたければ、まずは教師が笑っていましょう。
学校から外へ出て、人から見られる仕事、好感度が必要な職業の方を探してみましょう。
やはり自然体で思考が柔軟な方は、笑顔がとても素敵です。
笑顔は心の中さえも表現します。
子どもたちはそれを見透かす力をもっているので、教室に入る前に口角を上げてから子どもたちに接したいものです。
Y先生が遺してくれた言葉
それは、
「子どもは何もしなくても、周りにいる大人が毎日機嫌よく笑っていれば育つものだよ」
という言葉です。
Y先生は、私が初任校でお世話になった方です。
ご自宅にお邪魔させていただいたり、夕飯を食べさせていただいたりしたこともありました。
ご病気で、私が8年目を迎える年に亡くなられました。
この方は、当時の私の仕事の仕方を側で見ていて、
「ねえ・・・そのまま仕事していたら、そのうち倒れるよ」
と予言されていました。
まあ、実際そうなったのですから、先輩の言うことは聞くものですね😅
この言葉をいただいた当時は、
「確かに笑顔は大事だけど、それ以上に指導力や授業力が必要でしょ」
と生意気にも思っていました。
もちろん必要なのは当たり前です。
でも、指導力や授業力があっても、目の前にいる先生の眉間にシワが寄っていたら、子どもに「居心地の良さ」を与えることはできません。
笑顔は土台です。
それあってこその指導力、授業力だと私は思います。
まとめ
熱心な教師ほど本を読みます。
それも当たり前ではありますが、あれもこれもと手を出すと、やることが多すぎて自滅します。
かつての私がそうでした。
大切なのは、選択と継続。
やることは片手以内に絞って、コツコツ継続です。
ダメなら、飽きたら、他のことをやればいいのです。
それは決して失敗ではありません。
上手くいかない体験が、明日の教師のエネルギーです。
まずは6割目指して!
Let’s Have Fun!!
