こんにちは、junjunです。
定時退勤なんて夢のまた夢でした。
今は、定時(4:50)から5:30までに退勤することができるようになりました。
先日、下記のツイートをしました。
#ブログ初心者 #ミニマリスト #小学校教師 #三行教育技術
— junjun@悩み多き教師の味方 (@10njunjun) January 22, 2020
【定時に帰る】を実現する3ステップ
①「なぜ、定時に帰る?」を明確に。
②「何をやらないか?」を決定 最優先
③ 残ったことをいつやるか決定
定時に帰る為にやることを決める ✖︎
定時に帰る為にやらないことを決める 💮
今日は、上記の3ステップについて解説します。
定時退勤を心に固く決意するんだけど、結局気づくと勤務時間が12時間を超えている。
クラスの子どもたちに関わることもキチンとやって、かつ定時退勤ができるようにするにはどうしたらいいのかな?
結論
やらないことを決める
目次
定時退勤を実現する3ステップ
ステップ①「なぜ私は早く(定時)に帰るのか?」を明確にする。
ステップ②「何をやらないか」を決める。
ステップ③勤務時間を3つに分け、いつやるかを決める。

ステップ①「なぜ私は早く(定時)帰るのか?」を明確にする。
目標を決めるだけで行動しても、3日坊主になるだけです。
「ダイエットをする」と決めても、ただ食事量や回数を減らすだけでは、数日はもっても継続はできません。
●ダイエットをしてどうなりたいのか?
●そもそもどうして痩せたいのか?
●どのくらい痩せたいのか?
●どんな姿になれたら「成功」と言えるのか?
このような理由やゴールをハッキリもたないと、ダイエットの場合であれば、単に数字の増減に一喜一憂するだけに終わってしまいそうです。
できるだけ早く家に帰ることを望むなら、その理由やゴールを明確にしましょう。
私の理由とゴールは以下の通り。
【理由】
●メンタルの緊張を解きたいから
●毎日の休養をとって、翌日のパフォーマンスをベストな状態にしたいから
●ブログを書きたいから
【ゴール】
●毎日笑って子どもたちの前に立てる。
●ブログを更新できる。
●週5回朝筋トレができる。
このゴールが達成できれば、「定時退勤ができている」と判断します。
反対に、この3つ全てができていない状態は、「定時退勤ができていない」ということになるのです。

ステップ②「何をやらないか」を決める。
理由とゴールがわかりました。
以前の私は、次のステップを行わなかったので、結局失敗に終わることがとても多かったです。そのくらい重要です。
それは、
「何をやらないかを決める」
例えば、これまでの仕事量が10だとしましょう。
この仕事量で以前から定時退勤が叶わなかったのです。
だったらいくら「理由」や「ゴール」をハッキリともったところで、キャパオーバーな状態は変わりません。
何かを変えなければ、仕事の処理速度を上げる以外に、仕事時間を短縮させることは難しいです。
では、何を変えたらいいのでしょう。
小学生でもわかることです。
仕事の量を減らせばいいのです。
手間を減らせばいいのです。
私がやめたことは次の通り。
✅長時間の教材研究
✅長いコメント&大量の丸
✅職員室での採点とノート点検
解説しますね。
✅長時間の教材研究
教材研究をやらないわけにはいきません。
経験値はあっても、目の前にいる子どもたちが違います。
以前の私は、土日の休日を使って教材研究をしていました。
今は朝、子どもたちが登校する前の20分間か、子どもたちが下校し、会議等が始まる数十分間で終えるようにしています。
当然、終わらないこともあります。それはその時です。仕方ない。
でも、大半はそれでできるようにしています。
「時間をかけたからよい授業になる!」というものでもありません。
私にはどちらかというと、集中と遊び心をもって、
「これ、やってみたいな!」
「今までこんなのやったことないけど、どうなるのか楽しみだな!」
と教師がワクワクすることの方が大切だと思います。
教師のワクワクは子どもたちに伝染します。
✅長いコメント&大量の丸
「長いコメント」「幾重にも重なった花丸」が、熱心な証拠と長い間勘違いをしてきました。
中にはそれを喜んでくれる子たちもいます。
「卒業してからも、大切に持ってます!」なんて、年賀状に書いてくれるのを見ると、
「ムムムム~」と思ってしまいます。
でも、私はやめました。
やめたら子どもたちに力がつかなくなったでしょうか?
やめたら漢字練習の仕方が雑になったでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。
✔︎「長いコメント」をやめた
→「いいね!」「わぉ!」「なんと!」などの短い言葉で感情を表すことで、子どもたちが短時間でコメントを読み、ピンポイントでどこが良かったのかがハッキリ伝わる。
✔︎「大量の丸」をやめた
→「ノートやプリントをジッと見て、一気に大きな丸をつける」この瞬間、子どもたちは
「やった!」と達成感を感じている。
大切なのは、「前からの習慣」を継続することではありません。
子どもたちに力をつけ、やる気につながればいいのです。
✅職員室での採点とノート点検
採点とノート点検は、子どもたちがいる時間に教室で行います。
それができるように、時間割を調整します。
テストは行間休み前に済ませ、終わった子から提出させればほぼ行間休み中に終わります。
ノート点検は極力授業中に行い、どうしても・・・という時は、5分休みか次の授業の開始5分の計10分ほどで終えるようにします。
その方が、即時フィードバックもできるので一石二鳥です。

ステップ③勤務時間を3つに分け、いつやるかを決める。
やらないことを決めました。
ここまできてやっと「やること」を振り分けていきます。
いろいろなタスク処理、TO DO処理を試してきましたが、今私が最も意識しているのは、「最も重要なことを一番にやる」ということです。
詳しく説明します。
勤務時間を、朝、子どもたちがいる時間、放課後に分けます。
朝には、その日最も重要な仕事を持ってきます。
例えば、通知表や要録の所見、教材研究です。
それが約40分間で片付いてしまうと、とても気が軽くなります。
「やった!」感ありまくりです。
あとに続く仕事も重要には違いないのですが、集中力、思考力を使うのは朝仕事と決めています。
あとは、子どもたちの「先生!!先生!」に笑顔で対応できるように心を整え続けるだけです。
子どもたちがいる時間、放課後は、突発的なことに対応できるようにしておきます。
大半は仕事ができるのですが、普通に仕事ができたら「ラッキー!」くらいの心づもりでいると余裕が生まれます。
まとめ
以前、小さなお子さんを抱えながら仕事をしている方たちが、保育園や学童のお迎えの時間になった時、袋いっぱいの仕事道具をもって帰宅させるのを何度も見てきました。
自分の子どものことも大切。
でも、教室の子どもたちも大切。
だから仕事を持ち帰るのは仕方ない・・・。
長い間、みんな「仕方ない」と思ってきました。
本当にそうなんでしょうか。
今までがそうだからといって、未来までも同じことをやらなきゃいけないなんてことはありません。
組織が変わるより、人間が、私が変わった方が早い。
教師は生真面目な人が多いので、「手を抜くことは悪いこと」と思っている人が多いけど、そんなことはありません。
世の中の「働き方改革」を待っていたら、現役時代が終わっちゃいます。
人に頼らず、「マイ働き方改革」です。
私たちの「定時退勤」が、明日の子どもたちの笑顔をつくります。
上手くいかない体験が、明日の教師のエネルギーです。
まずは6割目指して!
Let’s Have Fun!!