【給食指導のコツ①】給食の残菜?まだそんなこと、気にしてるの?【実例公開】

こんにちは。junjunです。

ウチのクラスのおかわりジャンケンは真剣そのものです😁

いつの時代も、「学校生活での楽しみNO1、2」に輝くのは、

「給食タイム」ですよね。

その反対に、「給食の時間が不安」という子どもたちもいます。

大人になってから、学校生活を振り返った時、

「給食を掃除の時間まで残して食べさせられた」

「苦手なものが食べられなくて、ナプキンに包んで家に持って帰った」

「パンが食べられなくて、机の中に入れておいたらカビが生えた」

などと話しているのをテレビやニュースなどで見聞きすることがあります。

私はそれを見るたびに残念な気持ちになります😞

今日は、「子どもたちにとって、給食の時間が気楽になる考え方や実例」

について深掘りしていきます。

●結論

給食ルールは子どもたちと一緒につくろう!

●この記事をオススメする方

・「食べ物を残したらもったいない!」と考えている方

 

・「好き嫌いは成長期の体によくない!」と考えている方

 

・学校全体の取り組み「残菜率0」に疑問を感じている方

●この記事を読むメリット

・学校生活で優先すべきことが見えてきます。

 

・給食の時間が楽しくなります。

●目次

①「給食食缶が空っぽ!=良いクラス」ってホント?

 

②「残菜率」「好き嫌い」「成長期の体づくり」とどう向き合う?

 

③みんなが納得😄給食ルールをつくろう!

①「給食食缶が空っぽ!=良いクラス」ってホント?

昔、先輩からこんなことを聞きました。

先輩:給食の食缶が空っぽになるクラスって、良いクラスなのよ。

junjun:へぇ~、そうなんですかぁ・・・(じゃあ、空っぽにしなきゃ!)

自分の思考停止状態には呆れるばかりですが、

この「食缶空っぽ、良いクラス説」は検索の結果、なんのエビデンスもないようです。

おそらく教員の肌感覚からくる俗説だと思われます。

たしかに、食缶が空になれば、作った側は嬉しいし、環境にもいい。

栄養士が計算した、成長期にある子どもたちに欠かせない栄養と

必要量を満たした給食を食べることはマイナスにはならない。

おそらく、「完食=食べることに意欲的=活動的」

という流れで「良いクラス」という結論に至ったのではないでしょうか。

そもそも「良いクラス」という捉え方は、

人それぞれに重きを置かれるところが異なるので、

「意欲的=活動的=良いクラス」

が絶対条件とは言えません。

あくまでも要素の一つ。

大人側から「良いクラスはコレだ!」と提示するのではなく、

自分たちで「居心地の良いクラスはこんなクラス」について

話し合い、試行錯誤していく過程がこれからの時代に求められているのでは

ないでしょうか?

 

②「残菜率」「好き嫌い」「成長期の体づくり」とどう向き合う?

じゃあ、junjunは「残菜率」「好き嫌い」「成長期の体づくり」について

どう考えてるの?

そんなの関係ない!と思ってるの?

そんな声が聞こえてきそうなので、先にお答えしますね。

たしかに・・・

・残菜があればもったいない。

・好き嫌いはないに越したことはない。

・子ども時代に食べたものは、将来に影響する。

私は個人的には上のように考えてます。

我が家の家計と相談しながら😅、オーガニックな食材を選ぶようにもしています。

20代の頃から現在に至るまで、

「いま口にするものは、10年後の体を作る」と考えて行動しています。

でも、コンビニで売っているシュークリームが大好きです。

ガリガリ君やバニラアイスクリームが大好きです。

冷蔵庫の隅っこで、使い忘れたニンジンが干からびて捨てたことも数知れず。

開封した後、これまた使い忘れたジャムやケチャップなどを

1年以上放ったらかして捨てたことも幾度かあります。

人間誰しも残した食事はあるでしょう。

多少なりとも好き嫌いはあるでしょう。

でも、健康に生活したいと思うでしょう。

学校教育が担う一つに「食育」があります。

でも・・・

オギャーと生まれてから小学校に入学するまでの約6年間。

日数にして365日×6年間=2.190日間

ここに、家庭などで口にしてきた食事を1日3食として計算すると、

3食×2.190日間=6.570食

6.570食で身につけた食習慣が、学校給食という新しい環境に、

直ぐに馴染めるかといったらそうではない子どもたちもいるのではないでしょうか。

学校で起きている問題は、日本全国、世界につながっています。

一つの例として、「給食の残菜」は「食品ロス」にもつながります。

「海外に学ぶべき」という動きがあっても、

衛生面の管理上、日本では実現が難しいものもあるようです。

国、世界レベルで解決が難しい「残菜」の問題を、

一人一人の子どもたちの実態を無視して

「ウチは残菜がありません!」

などと公言するのはいかがなものかと私は思います。

繰り返しますが私は、

・残菜があればもったいない。

・好き嫌いはないに越したことはない。

・子ども時代に食べたものは将来に影響する。

と個人的には考えています。

でも、目の前の子供たちには、

6.570食で身につけた食習慣をもっているのです。

「好き嫌い」の原因は、「我がまま」だけではありません。

場合によると、発達に関わる問題もあるかもしれません。

私たち教師ができることは、

どの教育活動とも共通するように、

「まずは居心地のいい環境づくり」が最優先だと考えます。

次のステップに進むのはその後です。

③みんなが納得😄給食ルールをつくろう!

ここから先は、現在のウチのクラスの給食ルールについてご紹介します。

「みんなが納得😄給食ルールをつくろう!」とありますが、

1学期スタート時からではありません。

新年度、給食が始まる当日、1時間を使って給食についての授業をします。

内容は次の通り。

①どんな給食の時間にしたいか?

 

②そのために、どんなことが大切か?

 

③ルールについて

ざっとこんな感じです。

今年度のクラスでは、次のような意見が出ました。

①どんな給食の時間にしたいか?

 

・楽しい時間にしたい。

・ゆっくり食べたい。

・おかわりをたくさんしたい。

・苦手なものは減らしたい。

概要はこんなところです。

②そのために、どんなことが大切か?

 

・楽しい時間にするために

・おしゃべりをしたい。

・ゆっくり食べたい。

・班のみんなが話せることを話したい。

・おかわりをしたい。

・おかわりを独り占めしない。

・苦手なものはちょっとはがんばるけど、どうしてもダメな時は残したい。

「大切なこと」が、「どんな給食の時間にしたいか」とかぶっていますね。

③ルールについて

 

ここまできたら、私の考えも伝えつつ、ルールを決めていきます。

 

・先生も楽しく食べたい。

・たくさん食べられる人、あまり食べられない人、胃袋の大きさは人それぞれだから、

食べ物に口をつける前に減らしてOK。

・ゆっくり食べたい人もいるので、4時間目が終わった後の動きはテキパキと。

・レストランでNGなことは、給食でもNG。たとえば、食べ物を口に入れたまましゃべる。

下品な話題はNGなど。

・おかわりが平等にできるように、自分がする時は、「おかわりしたい人?」と

尋ねること。個包装などのものは、ジャンケンをして決めること。

・体調が悪い時、口にしてみて「ダメだこりゃ」という場合は、先生に伝えて残してもOK。

・衛生面上、配膳したものを個人的に交換したりするのはNG。

これらを基本に、その都度「何か困ってることある?」と

声をかけ、新たなルールを加えていきます。

ちなみに・・・2学期になって加わったのは次

①おわかりジャンケンをする時、全員がペアになったかどうかを確認する。

(自分がペアになったら、サッサとジャンケンをしてしまう子がいたから)

 

②席を離れる時、椅子を必ずしまう。(つまずいて転ぶ子が連続したため)

 

③片付けを早く、安全にするために、歩くルートを決める

世の中でダメなものは、子どもでもダメ。

世の中でOKなら、一考する価値あり。

●まとめ

私は決して子どもたちに迎合するつもりはありません。

自分の軸はもちましょう。

でも、その軸は自分本意になっていないか点検しましょう

時代は変わってます。

情報を集め、許容範囲を広げましょう。

そして、一人一人の子どもたちの実態を

照らし合わせて臨機応変にルールを変えましょう。

子どもたちに無理をさせれば、自分も苦しくなります。

良かれと思ってやったことが裏目に出てしまったら、

モチベーションも下がります。

迷ったら子どもたちに聞きましょう。

 

上手くいかない体験と、ちょっとばかりの成功体験が、

明日の教師のエネルギーです。

まずは6割目指して!

Let’s Have Fun!!

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