梅田望夫さんの『ウェブ進化論』をオーディオブックで聞いたのが、私とオーディオブックとの出会いだ。
これは今と変わらないけど、ウォーキングしながらプロの朗読を聴く体験が私は当時から大好きだった。
理由は、聴きながら歩くことで、思考が次々に拡散され、歩く前には気づかなかったことが、歩き終わった後にはひょっこり気づいていたりして、その副産物をオーディオブックはもたらしてくれたからだ。
あれから10年以上経つけれど、私は使うサービスを都度変えながら「オーディオブック」との付き合いを続けてきた。
2020年5月現在、私のiPhoneとApple Watchには、「Amazon Audible」アプリが定位置におさまっている。
実はタイトルにもあるように、私は過去一度「Amazon Audible」を解約している。
今日は、それにもかかわらず再び登録しているワケなどを紹介したい。
【Audible】一度解約した私が再び登録したワケ
Amazon Audible 無料体験30日間もくじ
1 Audibleって何?
2 一度解約した私が再び登録したワケ
2.1 どんな使い方をしてるの?
2.2 Apple Watchとの連携モンダイ
2.3 本は「目で読む」「耳で聴く」モンダイ

Audible (オーディブル) – 本を聴くAmazonのサービス
Audibleって?料金は?

AudibleはAmazonが提供している、「いつでもどこでも耳さえあれば読書ができる」革新的なサービスのこと。
プロのナレーターの朗読で本を聴くことができ、スマホやタブレット、パソコン、Apple Watchで再生することができる。
Amazonアカウントをもって初回登録をすると、30日間は無料体験ができる。
つまり、1冊は無料で「耳読書」を楽しむことができるというワケ。
ここで選択・・・
その後、月額1.500円を毎月支払って「耳読書」を楽しみたいか?
それとも解約するか?
私は現在再登録して3ヶ月が経つけれど、その間聴いた本の数は5冊。
もしも、その本をKindleで購入したとすると合計5.400円ちょい。
これが1.500円×3ヶ月=4.500円で手に入れられるのだから、私としては十分に元が取れている。
ちなみに、月額会員になると毎月「コイン」が貰えて、それを使って好きな1冊を手に入れられる。
同月に更にもう1冊・・・という場合の単品購入は、オーディブル定価(当然、読み聞かせをしてくれている分、単行本やKindle版よりも割高)の30%OFFで可能。
試し聞きなどのサービスもあるから大丈夫だとは思うけど、もしも購入した後、「ちょっとコレ・・・」という場合は返品も可能。
もちろん、「短期間における過度の返品など本特典の趣旨から外れた利用はご遠慮ください」と但し書きがあるくらいなので、当然常識の範囲内。
月額会員になったものの、「やっぱり解約する」ということにも対応されているので、「モノは試し」感覚で気軽に始めることができる。

一度解約した私が再び登録したワケ

以前解約したワケ
●当時は扱っているオーディオブックの冊数や種類が少なく、私が読みたいモノがあっという間になくなったから。
●当時は車通勤で、車内でオーディオブックをiPhoneから流すスタイル。いろいろな事情から、オーディオブックを聞くより、気晴らしの音楽を聴く方が増えたから。
再び登録したワケ
●以前よりも扱うオーディオブックの冊数が圧倒的に増えたから。
●筋トレやウォーキング中、画面が観れないYouTubeよりもオーディオブックの方が流し聞きには向いている。
●他にもオーディオブックを扱っているサイトはあるけれど、やっぱり生活の一部となっている「Amazon」なので、何かと手続きが便利。
こんな理由で再登録をした。
基本的には、スキマ時間に「ながら聴き」というスタイルで使い続けている。
周囲にAudibleを使用している人がいないので、他の使い方がよくわからないけれど、これを使うシーンってだいたいこんな感じではないかと思う。
どんな使い方をしてるの?
では、私が毎朝のウォーキングやジムで、Audibleをどのように使っているのかを紹介する。
って、そんな大層なモノじゃない。
今は、朝6時くらいに起きて、朝食の支度をしてからウォーキングに出かけているので、その間の約1時間が私とAudibleの時間になっている。
出かける前に、AirPods ProとApple Watchをそれぞれの定位置にセットしたらスタンバイOK!
数日前から『GRIT やり抜く力』を聴いている。
実はこの本、単行本で何度か読んでいるのだけれど・・・
歩きながら聴いていると、集中力は自然と耳に向かう。
まるで著者と脳みそで会話をするように、いろいろな気づきが湧いてくる。
まあ、この辺りは「目で読む」ことでも体験するのだけれど、私はどうやら耳の方がより難しい内容でも理解が深まるらしい。
ここで問題は、その閃きを保存しておくモノが手元にないことだ。
昔だったらメモ帳とペンを持って出かけていたかもしれないけど、やっぱり手ぶらがいいからそんなことはもうしない。
じゃあどうするか?
Apple Watchの登場。
録音できるアプリがあるので、一旦Audibleは止めてブツブツとApple Watchに向かって呟く。
側から見たら「ちと怪しい・・・」けど、50も過ぎればそんなことは屁でもない。
こうして、聴く前には思いもつかなかった気づきを得て、体も脳もリフレッシュさせて1日をスタートさせるのがjunjun流の使い方。
Apple Watchとの連携モンダイ
現在私のApple Watchには、3冊の本が同期されている。
ところが、そのウチの2冊は聴けるのだけど、1冊はフンともスンとも言わない。
一度削除してから再度同期してみたけど、やっぱり音沙汰なし。
ググった結果、Apple Watch側の容量が不足しているとこういう状態があるらしい。
Apple Watchを新しくせよ・・・ということか。
以前は随分こういったことがあったらしいけど、Audibleアプリのアップデートで改良されているので、新しいApple Watchを使われている方はスムーズに使えるはず。

Audible (オーディブル) – 本を聴くAmazonのサービス
本は「目で読む」「耳で聴く」モンダイ
オーディオブックで読書する効果について、研究している人たちがいるらしい。
アメリカのとある大学の研究では、次の点について指摘されているとのこと。
Gigazine2018年9月「本の内容を音声で聞かせてくれるオーディオブックは読書の代わりになり得るのか?」より引用
引用開始
~紙の書籍では、「今、本全体のどのあたりを読んでいる」ということが分かりやすいという点を挙げている~
~「印刷された文字が特定のページの特定の場所に固定されている」ということは、電子書籍よりも本の内容を記憶に定着させる助けに成り得る~
引用終了
なるほどね・・・
確かに電子書籍もオーディオブックも、私は頻繁に目次を見直すことが多いのはそのためだったのかと深く納得。
とはいえ、私にとって目で読み進めるにはハードルの高いビジネス書・・・例えば『ファスト&スロー』なんて、目で読む読書に私はおそらく選ばないだろう。
でも、耳で聴くなら背伸びができる。
サブタイトルに「あなたの意思はどのように決まるか?」とあって興味はあるけど、多分途中で挫折しそう・・・でも、耳なら。
たとえ紙本よりも記憶に残らないといわれても、こんな風に読める本の世界を広げてくれるオーディオブックを、私はこれからも続けていくと思う。
まとめ:Audibleはコスパもいい。そして、中高年で小さな文字を見るのがシンドクなっている人だったらオススメ
40、50を過ぎると、目を使って何かをすることをある程度選んでいかないと、常に目の疲れと共に生活することになってしまう。
本が読みたいけど、目で読むのがシンドイ・・・という方にもぜひオススメのオーディオブック。更に、Amazonのアカウントを持っている方なら、Audibleを体験するハードルは低いはず。
気になる方はこの#stay homeのゴールデンウィーク中に登録してみてはいかが。
【今回紹介したモノ】

Apple Watch Series 5(GPSモデル)- 44mmスペースグレイアルミニウムケースとブラックスポーツバンド – S/M & M/L

Apple AirPods Pro

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