【通知表所見】子どもが喜ぶ所見を書く手順を解説【ラブレターを書くように】

こんにちは、junjunです。

29年間、2学期の通知表所見は、

11月の中旬になると書き始めていました。

 

最近は、ある出来事から、所見にプラスして子ども向けのメッセージを書いて渡しています。

今回の分は、すでに完了です。

 

12月は12月でやることてんこ盛りなので、私は11月中に所見の類を終えてしまいます。

私は基本的に不安症なので、先手先手に仕事を進めています。

人それぞれの進め方があります。

早いから良い、遅いから悪い。。。ということは全くありません。

仕事の進め方はマイペースが一番です。

 

●悩み
通知表の所見を書き始めようと思うんだけど、毎回、ネタ集めに困って、四苦八苦。でも・・・時間をかけたわりに、子どもたちの反応がイマイチよくわからない・・・。クラス全員をやる気にさせて、喜んでもらえる所見を書くには、どうしたらいいのかな・・・。

そんな悩みをもたれている方に向けて、

所見のネタ集めのための仕組み化や、

喜ばれる所見の書き方の肝を解説していきます。

本記事の内容

●そもそも・・・「子どもが喜ぶ所見」って必要なの?

 

●喜ばれる所見を書く手順

 

●教師からの評価と、子どもの評価を一致させよう!

 

 

 

 

 

 

 

●そもそも・・・「子どもが喜ぶ所見」って必要なの?

必要です。

「喜ぶ」=迎合 ではありません。

褒めることが基本ですが、指導、支援した上での課題は

誠実に伝えなければ、その子の成長にはなりません。

それを含めての「喜ぶ所見」です。

✅子どもが所見を読む時の心のウチ

では、子どもたちが所見を読むところをイメージしてみましょう。

通知表をもらう→Aまたは◎の数をカウントし、一喜一憂する→ついでに所見を読む→

漢字が多い文章が書かれているので読むのをやめる→終了😓

きっと家に帰ってから、所見の部分を家の人に読んでもらうこともあるかもしれません。

でも、ちょっと残念です。

だから私は、所見を子どもたちに伝わるように書きたいのです。

でも・・・

ここ数年、様々な理由から、通知表そのものを

管理職の方が目を通すようになりました。

「通知表は保護者の方向け」が統一され、

担任のちょっとした工夫も難しくなりました。

そこで私は、

●通知表は保護者の方向けに。

●通知表とは別に、子どもに伝わる平易な文章でマイメッセージを送る。

ということをしています。

えっ!仕事増やしてるじゃん!

確かにそうですね。

でも、私は他の部分でやらないことを決めているので、

ここで+1になったとしても、トータルではプラスにはなっていないのです。

 

もう一度、子どもたちが通知表をもらうところをイメージしてみましょう。

通知表をもらう→Aまたは◎の数をカウントし、一喜一憂する→先生からのマイメッセージ(ラブレター)を読む→「へぇ~、先生、そんな風に思ってたんだ・・・」ニヤリ・・・😁→ウキウキしてちょっとテンション高めになる→家に帰って自慢げに通知表とマイメッセージを渡す→やる気でる・・・かもね🤗

私たち担任が所見を書くのは、

子どもたちの次に向かう「やる気」を引き出すためです。

「やる気」という心を動かすには、

相手に伝わる文章が不可欠です。

●喜ばれる所見を書く手順

手順は4つ。

手順①:所見年間計画をたてる

 

手順②:カギは日頃のメモ+感情

 

手順③:学校PCで箇条書き

 

手順④:一気に文章化

順番に説明します。

✅手順①:所見年間計画をたてる

私の場合です。

●1学期:新しい環境での様子(主に友だち関係など)、基本的な学習への取り組み方

●2学期:1学期からの成長の様子

●3学期:1年間を通じて成長したこと。今後への期待。

以上のようなザックリとした内容を決め、

1つの学期につき、だいたい2つくらいの柱で所見を書いていきます。

1つめの柱は学習面に関わること。

これは、各教科の年間計画を見ながら、

どの単元を取り上げて所見を書いていくのか、予め柱を決めてしまいます。

こうすることで、観る視点を焦点化させることができます。

2つめは、生活面です。

学級活動や各行事での友だちとの関わりや活動の様子を取り上げます。

評価するために授業があるんじゃない!

あらゆる学習活動を、評価するために授業があるのではありません。

授業中、学習内容にどっぷりと浸り、

子どもたちと新鮮な気持ちで楽しむことも大切です。

常に名簿や座席表を持って、記録しなければ書けない所見は、

本末転倒だと思います。

また、放課後になってから積み重なったノートを評価する時間も、

正直いってありません。

子どもたちがいる間に全てを済ませたいものです。

手順②:カギは日頃のメモ+感情

手順①で、見るべき柱が決まりました。

あとは、柱ごとに気づいたことをノートにメモしていきます。

専用ノートではなく、日常使っているスケジュールが書かれたノートです。

その日に絞って見る数名の子どもたちの名前を予め書いておき、

その子たちの頑張りや良さをメモしていきます。

もちろん、その日に見る子以外の子に特筆すべきことがあればメモります。

何かを習慣化させたいなら、既にある習慣とセットに

「あれ?なんだっけ?」

メモすることは分かっていても、

慌ただしさにかまけて後回になりがちです。

気づいたら忘れてる・・・よくあります。

メモの習慣化。

いろいろやりました。

最近は、給食(既にある習慣)を食べる前に、

メモする時間をとることに定着しています。

メモしてから食べる。

短時間でOK!

書くネタがないなら、自分で作ろう!

もし、「あれ?この子・・・特にないなぁ」

という状態なら、その後、その子に絞って見るようにします。

あえて声をかけたり、頼みごとをしたりするなどして、

コミュニケーションがとれるようにしていきます。

こうして書くネタを教師自ら作り出すことで、

「所見に書くことがない!」

という残念な状態に陥らないようにします。

肝は・・・「事実+感情」

そして、「喜ばれる所見」を書くために重要なのは、

このメモをした時、つまり、その子の頑張ったこと、良かったことに

立ち会った時の教師自身の気持ちを一緒にメモしておくのです。

できるだけ多様な表現で。

たとえば・・・

●感動しました。

●頭が下がります。

●胸が熱くなりました。

●見習いたいです。

●感心しました。

●元気をもらいました。

●支えてもらいました。

●胸に迫るものがありました。

●心を打たれました。

●目に焼きつきました。

などなど・・・

あくまでも個人的な見解です。

「喜ばれる所見」とは、自分が頑張っていたことを、

側にいてくれた人が、

「実はこんな風に感じていたんだよ。」

という意外性だと思います。

慌ただしい毎日の中、教師自身も自らの感情を忘れがちです。

「事実+感情のメモ」を、習慣化させましょう。

手順③:学校PCで箇条書き

ここからは、その人それぞれの性格や仕事の仕方に関わるので、

引き続き私個人の例ということでお読みください。

手順②のメモを、時間がある時に学校のPCへ

箇条書きで入力していきます。

ここを飛ばして、手順④へいってもいいのですが、

精神的な負担を軽くするために、

私は学期途中からこの箇条書き作業をこまめにしています。

そのことで、「ああ、先手先手に仕事を進めている」

という安心が得られます。

手順④:一気に文章化

11月中旬からこの作業に入ります。

「事実+感情」のメモが大いに力を発揮します。

文章を書きながら迷うのは、

「どの表現を使おうか?」ということです。

過度な期待はよくないですが、

この文章を子どもたちが読む時の様子をイメージしながら書いていきます。

●教師からの評価と子どもの評価を一致させよう!

✅きっかけは違和感から

以前は、通知表を手渡しする時に、所見に書かれていることを

簡単に短時間で伝えていました。

「Aさんは、〇〇を頑張っていたね。△△だと思ったよ」

そんなメッセージを渡していました。

中には、嬉しくて涙ぐむ子たちもいました。

その一方で、明かに努力していたにも関わらず、

ポーカーフェースか照れ隠しか、

それとも本当に頑張ったと思えなかったのか、

私のコメントに首を傾げる子もいたのです。

その理由はその子によって様々です。

私は違和感を感じました。

いくら懸命に書くネタを集めたところで、

その子が「そうだ!」と思えない評価や所見を

伝えたところで、それは教師の自己満足に過ぎない、

と感じるようになりました。

教師の評価に振り回されて欲しくはないけれど、

励みにはして欲しい。自信をもって欲しい。

でも、それと同時に子ども自身が、

自分を客観視できる目を育てることも大切だと思うようになりました。

✅大切なのは自己評価の精度を上げること

昔から学期末になると、自己評価プリントが配布され、

記入する活動がありました。

今に始まったことではありません。

私はこの違和感をきっかけに、

従来の自己評価(観点は厳選して3つ)にプラスして、

叶えたい夢へのチャレンジの過程を振り返らせる

取り組みをしました。

ステップは3つ。

①叶えたい夢を決め、そのための具体的な行動を決める。

②友だちや先生に助けて欲しいことやかけて欲しい声を宣言する。

③途中経過を観察し、軌道修正する。

思えば私が子どもの頃は、夢を叶えるにはひたすら

「努力すること」しか教えられてこなかったように思います。

でも今は違う。

努力の方向が違ったら、叶うわけがない。

でも、とりあえず行動しなければ、

間違っているかどうかもわからない。

そんなTry & Error の体験が、自己評価の精度を高めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

子どもの人生も私の人生も、まだまだ続くのです。

明日のやる気につながるような所見を書きたいものです。

 

上手くいかない体験が、明日の教師のエネルギーです。

まずは6割目指して!

Let’s Have Fun!!

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