【音楽会】子どもたちがやる気になる!担任だからできる音楽会指導の方法【苦手でもOK!】

こんにちは、junjunです。

2学期は行事が目白押しですね。

そんな毎日を教師が元気でいるには、睡眠と気分転換が必要です!

音楽会のシーズン。

音楽専科の先生が指導してくれているけれど、

学年や学級でも取り組む大きな行事。

子どもたちにとって成長につながる会にしたいけど、

音楽は苦手だし・・・指導のコツってあるのかな?

 

こんな悩みをもたれている方に向けて、

指導方法のコツをわかりやすく解説しようと思います。

✅本記事の内容

●担任向け:子どもたちがやる気になる音楽会指導の手順

担任向け:子どもたちがやる気になる音楽会指導の手順

 

本番までを3つの期間に分けます。

期間①全員でゴールイメージを共有する。→手順①、②

 

期間②できないことをできるようにするための練習期間→手順③

 

期間③本番前の自信をもつための練習期間→手順④、⑤

手順①〜⑤というのは、以下の通りです。

手順①曲選び

手順②分担を決める

手順③練習スタート

手順④ステージでの位置確認

手順⑤全体の流れを確認し微調整

手順①曲選び

✅子どもたちのニーズがあるか?

大切にしたいのは、子どもたちの思いです。

「歌ってみたい!」「合奏してみたい!」

そんな気持ちを引き出すために、全て教師が決めてしまうのではなく、

1曲だけでもアンケートをとってみてもいいのではないでしょうか?

 

たとえ自分が選んだ曲が選ばれなかったとしても、

教師から頭ごなしに「これやるよ!」と提示された曲よりも

子どもたちから提案された曲の方がやる気は出るはずです。

 

但し、次の点について事前に子どもたちに伝えておくと、

ガッカリな結果を避けることができるかもしれません。

つまり・・・

●全員合唱、合奏には、向き不向きな曲があること。

●最終判断は教師全員で決めている。

その基準は、練習期間の有無と、発達段階にあっているかどうかということ。

 

「みんなの〇〇な所を生かせる曲だと思って選んだんだよ」

とメッセージを添えるだけでも受けての気持ちは和むはずです。

 

✅時間数は不足しないか?

子どもたちが選んだにせよ、教師から提案されたものにせよ、

どちらにしても完成するまでの時間数について見通しをもつことは最重要です。

 

子どもたちの気持ちがいくら盛り上がっても、

予定時間数をはるかに超えて取り組むことは、

他の教科にも影響を及ぼします。

手順②分担を決める。

✅教師の分担を決める。

専科の方が主に指導をされている場合でも、

どの部分を担任が担うのか、予め確認しておくといいでしょう。

専科の側から言えば、

「もっと、指導に関わってほしい」

という思いをもつこともあるでしょう。

担任の側から言えば、

「専科の方の思いもあるだろうし、口を出さない方がいいのでは・・・」

という思いをもつこともあるでしょう。

どちらにしても、忙しさにかまけてコミュニケーション不足になりがち

職員室もあるかと思います。

事前に、

「この音楽会を通して、子どもたちにどんな力を育てたいのか?」

という、音楽的な要素と、子どもたちの成長部分に

フォーカスして、一緒に指導計画を立てていくことが大切です。

 

✅子どもたちの分担を決める。

教師間の話し合いを通して、子どもたちの具体的な分担が

洗い出されてきます。

歌のパートや合奏の楽器分担などです。

また、演出の仕方によっては、呼びかけや寸劇なども考えられます。

これらの分担は、オーディションを経て、代表を決める事になるでしょう。

予め、オーディションの日程を設定した上で、

練習時間を確保してあげましょう。

学校の実態によっては、予め、審査の基準なども、

子どもたちや保護者の方にもお知らせした方がいいこともあります。

あくまでも音楽会のねらいを見失わないようにしたいものです。

手順③練習スタート

代表も決まりました。

いよいよ本格的な練習がスタートします。

✅時間確保が鉄則!

代表が決まったからといって、

「あとは休み時間に練習しておくように・・・」

では、個人差が開いてしまいます。

音楽の授業だけではなく、可能な限りの練習時間を確保します。

 

例えば、朝の会や休み時間などに取り組めるように、

楽器を手元に置いておくなどの工夫が考えられます。

場合によっては、他教科が早目に終わった時などにできた

スキマ時間などにも取り組めます。

 

✅進み具合を把握しよう!

こうして時間を確保した上で、一人一人の完成度を把握しましょう。

特に陥りがちなのは、特別楽器ばかりに目がいき、

多人数のリコーダーや鍵盤ハーモニカなどの、

楽器担当の子どもたちへの把握が抜けてしまうことです。

一人一人の子どもたちの実態に応じて、

達成感が味わえるようにゴール設定をします。

手順④ステージでの位置確認

✅一人一人の子どもたちの顔は見える?

学年全体の人数によって、空けられる間隔は変わってきますね。

100人を越す場合は、斜めに立たせることもあります。

次の点に配慮して、位置を決めていきます。

●前列から順に整える。

●中心を決める。

●2列目からは、前列の子の頭と頭の間に入るように位置を決める。

●楽器を持った時に、演奏を妨げない間隔になっているか?

 

✅出入りの流れ

入場から退場までの動きです。

次の点に配慮します。

●ステージ、ひな壇での並び方を想定した客席位置。

●どのタイミングで動きはじめ、どのタイミングで退場するのか。

●特別楽器の子どもたちが、出入りしやすい位置になっているか。

手順⑤全体の流れを確認し微調整

 

そろそろ本番の日が近づいてきました。

だいたい本番1週間前には、この段階にきていると安心です。

 

✅演出方法は時間内で

どの学校にも、ひと学年ごとの制限時間があります。

当日、何が突発的に起こるかわかりません。

演奏時間だけではなく、出入りも含めて

余裕をもって計画したいものです。

一度、全てにかかる時間をはかってみるといいでしょう。

どこかに軌道修正が必要な箇所が見えてくるかもしれません。

 

✅子どもたちの気持ちは?

本番が近づくごとに、子どもたちの気持ちはどうなっているでしょうか?

演奏の出来具合いに、つい目がいきがちですが、

大切なのはここまでの過程です。

はじめに教師間や子どもたちと話し合った、

「こんな音楽会にしたい」

「こんな子どもたちに成長して欲しい」

というゴールイメージへの近づき具合を本番前に

共有したいものです。

 

私は、前日などの最後のリハーサルが終わった後、

このことを子どもたちに投げかけます。

子どもたちも本番の出来具合や、

家の人などをはじめとする周囲からの反応に

目がいきがちです。

でも、本来はそこまでの取り組み方が重要で、

そのあくまでもその結果が本番なのですよね。

 

ぜひ、この時間に、子どもたちがそれまでの取り組み方を

振り返ることのできる、そして、

「ああ、ボクたちって、結構できるようになったよね」

「あの時、あの子が教えてくれたからできるようになったんだよ」

そんな気持ちがもてるようにしていきたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●まとめ

「子どもたちは行事で成長する」

昔、ある学年を一緒に担任した時の、尊敬する先輩の言葉です。

 

当然、行事だけで成長するわけではありませんが、

教師の働きかけ次第で、行事を通して子どもたちは

飛躍的に成長していく姿を、

私はこれまでに何度も目にしました。

 

最近、中学校の部活動について話題になることが多いですが、

小学校での行事もその側面があると私は思います。

「子どものため」

という言葉は、恐ろしい言葉で、何事も無駄になることは

そうそうあるものではないので、

あれもこれもと手を伸ばしがちになります。

 

そんな時、誰に負担が寄せられるかと言えば、

子どもたちと教師自身です。

 

だからこそ、精選が必要になります。

 

やり過ぎは、結局は子どもたちに悪影響を及ぼします。

やることを決める前に、やめることを決めるくらいの方が、

ちょうど塩梅がいいのかもしれません。

 

上手くいかない体験が、明日の教師のエネルギーです。

まずは6割目指して!

Let’s Have Fun!!

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