小学校教師 朝時間の使い方まとめ【居心地の良いクラスづくりのために】

こんにちは!

最近の筋トレのお供は、「Voicy」アプリで「イケハヤラジオ」や「ホリエモンチャンネル」を聴くことです。仮想通貨?!宇宙ロケット?!未知の世界をのぞき見しながらワクワクしているjunjunです。

今日は、小学校の先生たちの「朝時間の使い方」についてご紹介します。

こんな方におすすめです。

●子供たちも先生も居心地良く毎日を過ごしたい。

●朝の時間をもっと上手く使って、余裕をもって仕事をしたい。

●子供たちが登校した後は、目の前のことに必死で余裕がない。

学校の先生たちって、朝だいたい何時頃に学校に来ているの?

人それぞれだよね。
早い人は7時前から出勤している人もいるし、始業時刻ギリギリの人もいるよ。
ここは、一人一人の教師が個人的に抱えている事情によって変わってくるね。

このように、「朝時間」をどのように使うかは、教師の考え方や、その個人が抱えている事情によって変わってきます。

大切なことは、子供たちが「安心・安全を感じながら、居心地良く生活」できるように、一人一人の教師が持続可能な方法で、それを実現できる仕組みを作ることです。

今日ご紹介する「朝時間の使い方」は、その仕組みを「朝時間」に設定した私の実践の一例に過ぎません。「すべての教師は、朝時間を使おう!」という偏った話ではありませんので、ご自分のライフスタイルに取り込める部分を選択していただけると幸いです

小学校教師 朝時間の使い方【居心地の良いクラスづくりのために】

もくじ

1.子供たちが登校するまでにやっていたこと

 ・先手必勝が「安心・安全・居心地の良さ」につながるワケ

 ・朝、子供達より前に出勤できない時は?

2.始業時刻までにやっていたこと

 ・なぜ、変えたのか?

3.まとめ

それではスタート!

1.子供たちが登校するまでにやっていたこと

私はどの学校でも7時20分前後に出勤していました。勤務していた市町村では、だいたいどこも8時前後には子供達が登校することになっていたと思います。

では、私はその約40分間、何をして過ごしていたのでしょうか?実際の流れは次の通りでした。

①職員玄関から教室へ直行する。

②教室に入る前に、トイレ、廊下、水道場、ゴミ箱、廊下フックなどの汚れ等をチェックする。

③教室に入り、床、ロッカー、黒板下、窓、ベランダ、ゴミ箱、机フック、教室後方、前方からチェックする。

④仕事をする。

⑤職員室へ行き事務的なことを済ませ、8時前までに教室へ入る。

②③でいろいろな所をチェックしてるね。
これってどんな目的でやってたの?

これが「居心地の良さ」のためにやっていたことの一つなんだよ。この後、詳しく説明するね。

実はこのブログ記事と同様のYouTube動画(最後にリンクを貼っています。ぜひ、そちらからチェックしてみてください!)では、4つの内容に区切って話しています。このブログではより詳しくお話しできるように、5つの内容に分けてみました。では、①から⑤までの具体的な内容をご紹介します。

①職員玄関から教室へ直行する。

本来なら職員室へ行き、タイムカードを押すことが先なのでしょうが、そこは出勤時刻前ということで、私は真っ先に教室へ行って、1日をスタートさせるための「大切なこと」をやるようにしていました。

以前は職員室に行ってから教室へ向かっていました。すると、何かしら用事ができて、肝心な「教室で行いたいこと」にかけられる時間が少ないことに気づきました。「最も重要なことを朝一番にやる」ことで、それを済ませてから1日をスタートさせる快適さを味わってからはこのような流れをルーティンにしていました。

②教室に入る前に、トイレ、廊下、水道場、ゴミ箱、廊下フックなどの汚れ等をチェックする。

教室周辺で、子供達が登校した後に使うところを一通り見て回ります。汚れがあれば掃除をし、破損があれば交換、廃棄、管理職に報告をします。

前日の放課後教室を出る時に、窓締めなどを点検しながら教室などのゴミや落ちているモノなどを確認はしています。ですが、1日を終えパワーは使い果たしています。また、会議などが立て続けにあると、十分に見回ることはできません。

朝、脳が新鮮なうちに、改めて見直すことで、見落としを避けることができます。

また、朝一番で様子を確認しておくことで、万が一何かトラブルが起きた時に、事前にその場がどんな状態だったのかといった状況把握をしておけるのです。

③教室に入り、床、ロッカー、黒板下、窓、ベランダ、ゴミ箱、机フック、教室後方、前方からチェックする。

②と同様です。

黒板が前にあることで、つい油断すると前方からしか教室を見ていないことに気づくことがあります。

机間指導の時も意識して教室後方から全体を見渡すようにしますが、朝まだ誰もいない時に見渡すことで、日中気づかない、例えば「お道具箱の入れ具合」「机や椅子の状態」等に気づくことができます。

④仕事をする。

ここまでを5分から10分以内で済ませ、一気に仕事に移ります。

予めやることを決めておきます。ただし、長い時間はとれないので、20分前後でできることを選びます。

例えば、授業準備、丸付け、やり残した仕事、ライン引き、学年仕事、校務分掌などです。子供達が登校した後は、突発的なことに余裕をもって対応することができるように、緊急性のある仕事はできるだけ前倒しで仕事を計画するようにしていました。

この時間の使い方によって、退勤時刻が変わってくるといっても過言ではありませんでした。

⑤職員室へ行き事務的なことを済ませ、8時前までに教室へ入る。

子供達が登校する10分前くらいに職員室へ行き、ここで「タイムカード」を押していました。その後は、打ち合わせをしたり、印刷をしたりと必要なことをやってから、再び教室へ戻ります。

プール点検、校庭のライン引き、緊急の電話対応などで、毎日欠かさずに子供たちを迎えることはできませんが、可能な限り教室に入ってきた時の表情などを見ておけるように意識していました。

放課後になっても仕事はもちろんありますが、朝の方が比較的集中して時間を使うことができました。

先手必勝が「安心・安全・居心地の良さ」につながるワケ

なぜ、これらをやっていたのかというと、タイトルにもあるように、「居心地の良いクラスづくりのため」さらに言うと「学級崩壊予防」にもつながっていくと考えていました。

私が朝やっていたことは、大きく分けて2つあります。

1つ目は「今日一日を過ごすための準備」です。

2つ目は、「変化に気づくための準備」です。

1つ目の「今日一日を過ごすための準備」は、④と⑤になります。

これらをやっておかないと、その場になって準備のためのロスタイムが生まれてしまいます。子供達にとって集中を欠くような間はできるだけ事前に取り除くようにしたいものです。

2つ目の「変化に気づくための準備」は②と③です。

「毎朝のチェック」を習慣化すると、子供達の気持ちの変化に気づけるようになります。

例えば、朝、水道場に給食の残菜や、前日なかったはずの牛乳パックがなぜか置いてあることに気づいたとします。これで子供達の様子を「気にかけるポイント」がもてるようになります。

給食後や放課後の水道場の様子はもちろんのこと、子供達全体の様子の変化を丁寧にみていきます。

「給食の残菜やおかわりのルールは実態に合っているかな?」

「食べる時間は適切かな?」

などの視点をもてるようになります。

こういった「教師の気づき」を先手にうてると、トラブルを未然に防いだり、成長に変えたりすることができるようになりますトラブル対応は、後手に回ってはシンドイです。人によっては「そこまでやらなくても・・・」と思われるでしょうが、私は先手必勝を心がけていました。

朝、子供達より前に出勤できない時は?

以前ご一緒させていただいた学年メンバーでは、自然に次のような役割分担ができていました。

①学年全体で見る。    ②自分が教室を出る時に見る。

「子供達の変化は、子供達がその場にいる時に気づく。だからわざわざ子供がいない時にやる必要はない」という考えもあるでしょう。私も前半部分は同感です。でも、それだけでは心許ないと感じます。

教師も人間ですから、子供達と一緒にいる間は、気分も上向き気味でしょう。もしかしたら、脈拍や血圧も多少上がっているかもしれません😁

誰もいない朝や放課後、落ち着いた気持ちで子供達のいたところを見渡すだけで、普段気づかないことに気づくチャンスが巡ってきます。

人それぞれのライフステージによって、朝どうしてもできない状況もあるでしょう。そんな時はお互い様!遠慮はしてもそこはお願いすればいいのです。自分ができることを、できる時期に、学年メンバーで助け合いながら仕事を分担することで、「チーム」になる喜びを味わえるのではないでしょうか。

心身ともに疲れがたまってやる気が出なくなる理由は、実は大人も子供も同じだと思います。その原因の一つは、「自分で時間の使い方などを選択できないこと」にあると思います。

教師の仕事は、拘束時間が長く、しかも一般的な「休憩時間」というものが、ほぼ機能していません。いかに勤務時間内で生産性を上げ、可能な限り「個人の時間を確保すること」が、心身ともにリフレッシュした状態をキープしていけるかのカギになると私は感じています。

2. 始業時刻までにやっていたこと

ここでは、子供たちが8時前後に登校してから、朝の会が始まる8時20分までの約20分の間にやっていたことをご紹介します

実は、この時間帯の過ごし方も、過去の「シンドさを常に感じていた私」からの変化が大きく表れている一つだと感じています。

それをお伝えするために、ここ数年一緒に生活していた子供たちや私が、何をやっていたのか、また、「シンドさを常に感じていた私」と過去のクラスでは、どんな朝の様子だったのかを比較しながら、その変化のワケもお話ししていきます。

昔と今

まず、こちらの表をご覧ください。

えっ?昔も今も、やってることは同じじゃないの?

そ、そうなんだよ!
でもね、やってることは同じなんだけど、メチャクチャ中身は違うんだよ。それを詳しく説明するね。

昔と今の違い

赤字の所に注目してください。

まず、宿題の提出方法が違いますね。昔は、子供達が宿題を提出する時、私が名簿にチェックしていました。今は、子供達が自分で名簿に丸をつけていました。

次に、忘れ物対応が違います。もしかすると「オイオイ(^◇^;)」とツッコミが入りそうですが、本人は真剣です。お付き合いください。

昔は、子供達からの忘れ物の申告を、「神妙な面持ち」で聞いていました。今は、その申告を「笑顔」で聞いていました。

皆さんは、ご自分が子供たちと話をしている時に、どんな表情なのかを自覚してますか?私はフトした瞬間に、自分の表情に気づいたことがありました。その時、私は「うわっ、怖っ!」と感じてしまったんです😅

私が子供の頃は忘れ物をすれば叱られ、今ではありえませんが、「床に正座」なんてことをさせる先生方もいました。

アニメでも「サザエさん」のカツオくんが、バケツに水を入れて廊下に立たされてるシーンってありましたよね。ああいった光景が日常だった時代だったんですよね。

私もそういった中で育ちましたから、当然教師になってからも、さすがに正座まではやったことはありませんが、「忘れ物はいけないこと」という認識でした

なぜ、変えたのか?

もう一度先ほどの表をご覧ください。

はじめに子供達の活動についてです。

宿題などの提出物の場面では、昔は「教師がチェック」し、今は「子供達の自己申告」つまり子供達が自分で名簿に丸をつけるというように変化をしています。

では、なぜ「昔は教師がチェックしていた」のでしょう?

もし、今、かつての私と同じように、「教師がチェック」している方は、そのワケを考えてみてください。

私の当時の意識は次の通りです。

①周りの同僚の方もやっていて、それが当たり前だったから。

②自分が子供の頃そうしてたから。

③子供達がチェックしたら、出していないのに、「出した」と丸をつける子がいるかもしれないから。

こういった理由だったと記憶してます。

そんな意識の私が、「子供達の自己申告」に切り替えたワケは次の通りです。

①そこに教師の時間を割くよりも、他・・・つまり子供達との会話に時間をさきたいと思うようになったから。

②仮に、提出物を出していないのに、「出した」と丸をつける子がいても、それはその子の課題であって、「自己申告」のシステムの問題ではないと思ったからです。

次に教師の「忘れ物対応」の変化が、「神妙な面持ち」から「笑顔」に変わったことについてです。

これも先ほどの「提出物の場面」と同様です。

「神妙な面持ち」時代は、

①大半の教師は、忘れ物に対する意識がネガティブで、それが当たり前だったから。

②自分が子供の頃そうしてたから。

③「神妙な面持ち」にすることで、子供達に「ああ、いけなかったな・・・」という気持ちになって欲しかったから。

です。

では、「笑顔」時代の意識はというと、以前と逆になりました。

①私の忘れ物に対する意識が、子供達にとって「成長に向けてのプチチャレンジ」というポジティブなものに変わった

②自分が子供の頃嫌だったことは、やりたくなくなった。

③「神妙な面持ち」になったところで、忘れる子は忘れる。それよりも1日のスタートである朝時間を、明るく温かな時間にしたかったから。

これまで子供たちと関わってきて、「子供たちの忘れ物」・・・例えば、教科書、ノート、筆箱、消しゴム、紅白帽子、上履き、図工の材料、給食着などなど、あたり前のことですが、日々、誰かが何かしらを忘れてくるんです。それを一つ一つ、「神妙な顔」で受け止めていたら、笑顔でいられる時間は確実に減ります。それって、もったいないと思いませんか?

【忘れ物についての詳しい記事はこちら】

1日がスタートする「朝時間の過ごし方」という点から考えても、提出物の提出のさせ方や、忘れ物を子供達がした時の教師の対応の仕方を、考え直す必要があると思うようになったのです。

提出物のチェック、そして忘れ物への対応に共通することは、

●私たち人間はいつでも未熟だから、すべてのことを「自分を成長させるチャレンジに変える事ができる

●その子にとって余程の事がない限り、大半の子は「忘れ物をして、ああ・・・としょんぼりしているはず」だからその気持ちに、必要以上に叱ることで追い討ちをかけることは意味がない。かえって朝から雰囲気が悪くなる

このように思います。

何より私の意識が変わることで、私の気持ちも朗らかになりましたし、当然子供達もそれが伝染していくことで、クラス全体の雰囲気も良くなっていったと感じています。

3.まとめ

教師という仕事は、多かれ少なかれ、子供たちによって教師が成長させてもらいながら変化していくものです。

「変化」を「進化」に変える時、過去の当たり前に縛られずに、「それってホント?」「当たり前なの?」と疑ってみることをおすすめします。疑うことで、新たな世界が開かれ、大変なこともあるけれど、背中を押してくれるのは、目の前にいる子供たちであることは間違いありません。

今日はこれでおしまい!

上手くいかない体験が、教師のエネルギーです。
まずは6割めざして!Have  fun!

ブログランキングに参加してます。
今日の記事やYouTubeを少しでも楽しんでいただけたら、下のバナーをクリックしてください。
どうぞよろしくお願いします。

にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村

応援、ありがとうございます。

【今日の内容に関連のあるYouTube動画】

【朝つながりでよく読まれている記事】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です