こんにちは、junjunです。
教師になって5年目です。
だんだん自分よりも若い人が増えてきて、たまに「子どもが〇〇する時って、先生はどうしてますか?」なんて聞かれたりすることもあるんです。
「えっ?特に何もしてないし・・・」ってことが正直あって、もうちょっとレベルアップしなきゃなぁって思うんですけど、どんなことをしたらいいですか?
教師力レベルアップ!おすすめの行動5選

もくじ
●教師力レベルアップ!おすすめの行動5選
●振り返ろう!
教師力レベルアップ!おすすめの行動5選

①授業を見る ②聞き耳をたてる ③授業の録音、録画 ④悩みを話す ⑤読書
①授業を見る
これをせずに「教師力レベルアップができるのだろうか?」と思います。
初任者時代は、研修に組み込まれているのでいいのですが、問題はそれ以降です。
年に数回の校内研修の授業を参観するだけでは足りません。
空き時間があったら、自分の仕事を進めたいところですが、何とかやりくりをして、月に2回以上は他の方の授業を参観したいものです。
時間がありません・・・
これはNGワードです。
他にも授業を観る方法があります。
DVDです。
有料ですが、そこは「投資」と思って身銭を切りましょう。
次のサイトから、全国的に有名な先生方の授業や講座が収録されたDVDを入手することができます。
ぜひ、チェックしてみてください。
②聞き耳をたてる
休み時間、廊下を歩いていたら、隣の先生が子どもたちを叱っていた・・・なんて場面がありますよね。
そんな時がチャンスです。
「聞き耳をたて」ましょう😁
どんな言葉で叱っているのか?
「そっか!こういう言い方をすればいいのか!」と気づかされることがあります。
逆に反面教師になることもあります。
そしたら、何事もなかったように、「よし、この言い方はやめよう」と心に秘めておけばいいのです。
学年合同で活動する時は、またとないチャンスです。
どんな指示で子どもたちを動かしているのか?
どんな話し方で子どもたちを惹きつけているのか?
ボーッとしている場合じゃありません。
忘れそうなら、メモ持参です!
③授業の録音、録画
他者からのアドバイスも大切ですが、私はそれよりも「自分で気づく」ことが、最もレベルアップにつながると思っています。
実際、教育実習生の方や初任者の方には、これを強く勧めています。
ところが・・・あまり好評ではありません。
そりゃそうです。
自分の姿が見えてしまうのですから。
怖いです。
でも、その姿を子どもたちは毎日見せられているのです。
シンドイけれど録音、録画をして、自分をメタ認知するしかありません。
④悩みを話す
信頼できる人に話しましょう。
といっても、ご自分の身内に話してもレベルアップにはつながりにくいです😁
適任は、学年主任の方です。
でも、その時には「相手の時間を奪う」ということに敏感になりましょう。
たとえ5分、10分でも、その人の人生の貴重な時間を使わせていただいているという気持ちを意識してください。
こうやって言うと、「そこまでして話す気にはなれない・・・」と思われるかもしれません。
私が言いたいのは、意識をもった上で素直に相談し、終わったら「ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えられればいいということです。
⑤読書
①から④までのことが、この読書ですべてを賄うことができます。
それが1000円から3000円で可能になるのですから、まあ・・・安いものです。
教育書はビジネス書と違って、売れる数が少ないので、それと比べると高くなってしまうのは否めません。
ですが、最近では「Kindle」化される教育書も出てきたので、以前と比べて多少は安く手に入れられると思います。
なかなか手に取る機会は少ないと思いますが、過去の名著もいずれかのライフステージで読まれることをお勧めします。
時代によって求められる教師のスキルに違いはあるものの、子どもたちと接する上で大切なことは、昔とそれほど大差はありません。
以下、名著といわれる本を載せておきます。
振り返ろう!

次のステップに進むには、前ばかりを見るのではなく、過去の「うまくいっていること」「うまくいっていないこと」に向き合いながら、次の行動を考える時間が必要です。
✅子どもたちとの1日を振り返ろう!
子どもたちとの1日を振り返り、
あれ?ここでいつも声かけしているな・・・
この子にはいつも同じことを繰り返し言ってるな・・・
そういえば、こんな時に自分は「イラッ」としているな・・・
などと、自分の気持ちに正直になって、その感情を受け入れることが第一歩です。
そこで初めて次に進むことができます。
じゃあ、どうするか?
同じことを言わないようにするには、どんな手立てがあるんだろう?
どうして自分は「イラッ」としてしまうんだろう?
「イラッ」としたらどうしようか?
そもそも「イラッ」としないようにするには、どうしたらいいのかな?
などの質問を自分自身に問いかけます。
すると、同じようなことがあった時に、
おお!これだ!これだ!よしよし、こんな時は〇〇するんだったな。
と一歩引いて行動できるようになるのです。
✅「緊急じゃないけど重要なこと」への着手
教師は慌ただしい毎日の中で、「緊急なこと」ばかりに目が向きがちです。
教師にとって「緊急なこと」
トラブル対応 明日の授業準備 行事の計画
校務分掌の提案 月末提出の書類 動画づくり などなど
どれも大切なことばかりで、やらずに済むものはありません。
でも、長い目で見たら、「緊急じゃないけど、重要なこと」に取り組んでいくことが、「教師力をレベルアップ」させる近道だと思います。
教師にとって「緊急じゃないけど、重要なこと」
前年度や学期の前月、前週、1日の振り返り、
一人一人の子どもたちとの会話
こういったことをしなくても、明日も子どもたちはやってきます。
でも、振り返らずに日々を過ごしていると、自分は変わっていかないので、結局は同じことを繰り返してしまいます。
自分を変えるには、振り返りが欠かせません。
3月の学年末、慌ただしく過ぎてしまって振り返りをしていない方がいらっしゃいましたら、ぜひ、この臨時休校中の「やることリスト」に加えてみてください。
今日は以上で終わりにします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
上手くいかない体験が、明日の教師のエネルギーです。
まずは6割目指して!
Let′s Have Fun!