こんにちは、junjunです。
1学期もあと1週間ですね。
お疲れ様でした。
昔は夏休みに入った途端、体調を崩していた私です。
そんな悲しい夏休みにならないように、今日は夏休みの計画のたて方をご紹介します。
怒涛の1学期、疲れ果てた。夏休みくらいゆっくりしたい。
でも、2学期は少しはゆとりをもって子供達と向き合いたい。
そのためには、夏休みはどんなことをしたらいいのかな?
そんなギモンを一緒に考えていきましょう。
本記事の内容
・夏休みの計画をたてる3つの手順
・夏休みの計画をたてる際の注意点
・夏休みの計画をたてる上での一番大切なこと
現在の自分
公立小学校の教師を28年間やってます。
紆余曲折いろいろありました。
大学では特に専門教科のない私が、現場で子供達と向き合う中で、
算数、体育、読書、作文、学級経営に関心をもち、
授業力アップをめざしてきました。
過去の自分
28年前の夏休みは、いったい何をしていたのか?
プライベートでどこに遊びに行っていたのか?
まったく覚えていません。
でも、ぜったいにやっていたことがあります。
それは、初任者研修です。
おぼろげながら記憶しているのは、
炎天下の中、農業高校で畑仕事をしていたこと。
市の研修施設で、2泊3日の宿泊研修があったこと。
このくらいです・・・。
つまり、何かを吸収して2学期に生かした、というより、
やらなくてはならないことを行った、という記憶です。
当然、そこからの学びは0ではないのですが、
どちらかというと、「こなすので必死」という残念な感じです。
本記事の内容
・先生のための、夏休みの計画のたて方🤣
・先生のための、夏休みの計画をたてる際の注意点
・先生のための、夏休みの計画をたてる上での一番大切なこと
では、具体的にご紹介しましょう。
先生のための、夏休みの計画のたて方🤣
子供には計画をたてさせたり、計画の方法を教えたりするのに、
肝心の自分のことは後回し〜
そんなセンセイたちが多いはずです。
私もその一人でした。
人生を豊かに、やりたいことをやり尽くせる人生を送るための
計画のたて方
手順③:次のステージに向けて、考える時間を確保しましょう!
では、順番に解説します。
手順①:プライベートの計画を、最優先で入れましょう。
大半のセンセイたちは、というか、
多くの日本人は、仕事のスケジュールを先に入れます。
でも、ビジネス書の「時間管理術」系の本には、
何か身に付けたいスキルや、ランニング、ジムなどに行って体を鍛えたい、
などの自己投資をしたいなら、その時間を最優先に確保しましょう、
と書かれています。
何を最優先にしたいかは、ライフステージによって変わってくるでしょう。
パートナー、家族との時間、趣味、仕事など、自分が優先したいことを
真っ先にスケジュール帳に予約を入れてしまいましょう。
ついでに、あれこれ考えずに、チケットや宿泊先、新幹線や飛行機のチケットも
手に入れちゃいましょう。
そのあたりの考え方を深めるのにオススメの本はコチラ↓
📖『休み方改革』
プライベートの予定を書き入れてから、仕事(勤務先の出勤日など)の
スケジュールを入れましょう。
間違ってはいけません。
プライベートが先です。
基本的に、学校のセンセイたちというのは、まじめです。
夏休み中、フルに仕事をせずに、何の準備もしない方はいないでしょう。
逆にいたら、ある意味スゴイ!
そういう方の休み方を、私達は学んだ方がいいくらいです。
そのくらい、学期中はあらゆることを「分刻み」でやっているのですから。
手順②:Spark Joy しましょう!
今流行りの「Spark Joy コンマリ」。
断捨離しましょう。
整理整頓が得意な方はその都度、「トキメカない=いらないもの」を捨てています。
でも、1学期を一心不乱に駆け抜けた初任者の方や、
あまり整理整頓が得意ではない方は、
いろいろなモノがたまっているはずです。(私もです(^_^))
学校という所は、まだまだ紙媒体でやり取りすることが多いです。
個人情報の扱いには十分に注意して、この機会に「Spark Joy」断捨離しましょう。
併せてやっておくと、更に2学期がスムーズに迎えらえること。
それは、2学期に必要な印刷物を、断捨離しつつ準備しておくことです。
余裕があれば印刷するものをリスト化し、
毎年更新していけば、新年度もラクです。
遅くても7月中にはこの作業を終えておくと、
8月の出勤日周辺で印刷機の争奪戦には関わらなくて済みます(^o^)
手順③:次のステージに向けて、考える時間を確保しましょう。
教師になったばかりなのに、「次のステージ」もないでしょう!
とツッコミが入りそうですが、
私も28年間の大半を、仕事のことだけを考えて過ごしてきていました。
最近、一緒に仕事をさせていただいてきた20、30代の若い方達は、
普段の生活の中にも、上手に自分の「好きなこと」を取り入れているので、
これは余計なお世話なのかもしれません。
でもこのブログは、過去の自分に向けて書いている〜
ということもあるので、私が最も必要だったことを書いておきます。
次のステージに向けて考える時に役立つ問いかけ
・あなたが幸せを感じる時はどんな時?
・あなたがこれだけはしかくない、イヤだ、と感じるものは?
・あなたが好きなことは?
・人生で「これをやらずして死ねない!」ということは?
このあたりの考え方を深めるのにオススメの本はコチラ↓
📖『メモの魔術』
繰り返します。
●手順①:プライベートの計画を、最優先で入れましょう。
●手順②:Spark Joy しましょう!
●手順③:次のステージに向けて、考える時間を確保しましょう。
以上が私の考える3つの手順でした。
先生のための、夏休みの計画をたてる際の注意点🤣
注意点は3つ。
注意①:1学期を振り返りましょう。
注意②:やらないこと、やりたいことを決めましょう。
注意③:習慣化しましょう。
では、解説していきます。
注意①:1学期を振り返りましょう。
「手順②:Spark Joy しましょう!」の段階で、
「これはトキメク❤️」「これはトキメカナイ」と2択をしていきました。
つまり、「これはいるでしょう!!」「これはいらいない!」とゴミ袋に投げ入れている段階です。
その時自然に、
「ああ、あの時こうすれば・・・」
「あの場面ではどうしたら良かったのかな?」
と1学期を振り返る場面が出てくるはずです。
そしたら紙を1枚出して、深掘りしていきましょう。
例えば・・・
「1学期、算数の時間に発表できる子は決まっていたな・・・できれば
苦手な子にも発表できる場面をつくってあげたいな。どうしたらいいんだろう?」
このテーマを紙の真ん中にど〜んと書きます。
その周りに、思いつくことを思いつくままに書いていきます。
例えば・・・
・そもそも何が原因で発表できないんだろ?
・あの子の苦手はどこにあるのかな?
・っていうか、20〜40人もいる集団の中で、1人しか発表できないなんて効率悪くない?
こんな風に書いていくと、ただ頭の中で思考を巡らせているよりも、
明らかに物事は解決に向かっていきます。
たとえそれが、ストライクの解決方法じゃなかったとしても、
何もしなかった時よりも前進です。
注意②:やらないことを決めましょう。
振り返りの作業をしていくと、やりたいこと、やらなくてはいけないことが膨大に出てきます。
これも全て書き出した後にやることがあります。
それは、「やらないこと」を決めることです。
教師の仕事に終わりはありません。
毎年出会う子どもたちも違います。
同じ学年でも相手が違えば手だても変わります。
やらねばならないこと、やりたくなることが次々に出てきます。
これらすべてに取り組もうとしたら疲弊します。
なにより、決められた時間数の中でできることは限られてきます。
「やらないことを決める」
これ大切です。
注意③:習慣化しましょう。
やりたいこと、やらないことが決まりました。
問題はその「やりたいこと」を、「いつ」「どこで」行うかです。
プライベートの「やりたいこと」であれ、仕事上の「やりたいこと」であれ、
新しくチャレンジすることです。習慣化させたいですよね。
ちょっと、1学期のある日の1日を振り返ってみましょう。
余裕のある1日なんてありましたか?
ほとんどいっぱいいっぱいでしょう。
じゃあ、その「やりたいこと」が入るスキマはあるでしょうか?
このままだと、あとは睡眠時間を削ってやるしかなくなります。
それだと長続きしないどころか、やらなくなってしまいます。
そうなると、自分への自信もなくなってしまいます。
では、どうしたらいいか?
「今ある習慣とセットで行う。」
ということです。
具体的に説明します。
先ほどの「前年度までの算数の知識が身についていない子がいる」を例にお話しします。
授業は45分間です。延長はできません。
事実ですが、本当に延長できないのでしょうか?
私は1週間の中のある曜日の算数を、2時間続きにしています。
つまり90分間。
そうすると45分間の時よりも、多少余裕をもって10分程度は復習の時間が確保できて、苦手な子にも自信をもたせてあげられるような時間の使い方が可能です。
何事も工夫です。
■夏休みの計画をたてる上で一番大切なこと💪
それは、「外の世界を体験する」こと。
その上で、今いる自分の職場に貢献することが大切です。
「外の世界」とは?
1つ目は、外の同業者の方から学ぶことです。
同じ職場の方から学ぶだけではなく、市内、市外、県外、国外の同業者の方から学びましょう。
同業者でも、学校が変わると世界がまったく違います。
2つ目は、異業種の方から学ぶ、というか関わる時間をもちましょう、ということです。
私はまさにその対象者なのですが、
大学を卒業し、新卒で現場に入りました。
学校の世界以外は、アルバイトで体験した世界だけです。
教師は、学校以外の世界を知らない。
よく言われますよね。
ハイ、その通りです。
でも・・・
お医者さんだって、病院の世界しか知らないでしょ?
八百屋さんの世界を知ってますか?
だから、そんな指摘に意味はありません。
でも、主体的に自ら飛び込むことで得られることはたくさんあります。
まず言えることは、自分は学校のことしか知らない、という事実に気づきます。
異業種の方との会話は、どうしても「教育」になってしまう。
それではダメです。
だって、目の前の子どもたちは、近い未来に学校という世界から飛び立っていくのですから。
だったら、外から見た学校を知っておく必要がありますよね。
まあ、私は単純に、外の世界は面白いから知りたいんですけどね。
今回は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。